「βラクトリン」の発見・事業化が「令和6年度 民間部門農林水産研究開発功績者表彰」において「農林水産大臣賞」を受賞
有効成分を探索し、世界で初めて「βラクトリン」を発見、命名し、一連の特許を取得した※3, 4。
「βラクトリン」が高含有な食品素材の製法を開発し、特許を取得した※5。
「βラクトリン」が、物忘れを自覚する中高齢者に対して、年齢と共に低下する認知機能の一部である記憶力(手がかりをもとに思い出す力)に有用であることを臨床試験により実証した※6。
キリンホールディングスの一連の研究成果を元に、実用化では雪印メグミルクと連携し、商品化を行った。※1 Ozawa M et al., Am. J. Clin. Nutr., 2013
※2 Ano Y et al., PLoS One, 2015
※3 Ano Y et al., Neurobiology of Aging, 2018
※4 特許第6022738号
※5 特許第7179908号
※6 Kita M et al., Frontiers in Neuroscience, 2019
●キリンの独自の乳由来ペプチド「βラクトリン」について
「βラクトリン」は、キリンホールディングスの脳科学の研究において、協和キリン株式会社との連携の成果として発見された、加齢に伴って低下する記憶力の維持に役立つ乳由来の機能性食品素材です。