家庭は安心して帰れる場所ではなかった私が、医師に救われた言葉は… #HSPがHSCを育てています 最終話
相手に「伝える」ということを意識して話したのはきっとこのときが初めて。
夫はHSPとHSCを「理解」はできないけど、「そういう人がいる」という「認知」はしてくれた。
理解はできなくても、そういう考えがある、そういう人がいる、その気持ちを私も忘れないでいきたい。
夫に対して、過剰に「理解してほしい」という気持ちを持たなくなった。
分かり合える人がそばにいることは奇跡なのかもしれない。
育児を乗り越えるヒントをくれたきったん。
私の小さい頃からずっと蓋をしていた気持ちを思い出させてくれたきったん。
こんなにも近くで私を励ましてくれる存在は他にいないと思う。
息子を育てなかったら知らないこと、出会えなかった人、たどり着けなかった考えがいっぱいあった。
きったんのおかげで今の私があると思う。
ありがとう。
カウンセリングで、夫の「やらない」は「できない」であることに気付かされたユキミさん。
さらに、「分かってくる人ともそうじゃない人とも関わることがきったんにとって大切、ただそれは帰れる場所があってこそ」だと教えられ、深く納得します。
夫にもきちんと自分の気持ちや考えを伝えました。それからはなんでも分かり合えるわけではないものの、夫はまたよき育児のパートナーに。
カウンセリングの先生などの素敵な出会いや考えにたどりつかせてくれたきったん。
自分の近くにきったんという心強い分かり合える存在がいる。
きったんのおかげで今の私がある……。
きったんの母になれたことの幸せをかみしめるのでした。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
※乳幼児期はHSCと発達障害の区別がつきにくい場合があります。