「母に似て色気づいた格好してっ!脱ぎなさいっ」祖母に服を捨てられた私は<産後のお仕事>
友人がスキルアップしていく姿と自分が育児や介護に追われ、退職せざるを得ない状況とを比較して落ち込む芸子。子どもが小さいから仕方ないと、自分に言い聞かせる毎日でした。
できない理由を子どものせいにしても、何も始まらないのに……。ある日、そのことに気付く出来事が起こります。それは……。
おばあちゃんの言葉
「子どもが小さいから仕方がない」
やりたかったことができなくなった自分がかわいそうで、毎日そう自分に言い聞かせた。でも、お母さん側のおばあちゃんが危篤になって、いつもおばあちゃんに言われていた言葉を思い出した。
「やりたい事を自分の意志以外で諦めちゃダメよ」
そうだ……、私は、やりたいことができない理由を、子どものせいにしてるだけだったんだ。おばあちゃんは、私にそんな大事なことを思い出させるために、呼んでくれたのかな。
おばあちゃん、大好きだよ。お願いだから頑張って。
ねえ、おばあちゃんー。
まだこのときの私は、これから自分の人生が変わろうとしてるとは、思いもしなかった……。
監修/助産師 松田玲子
著者:マンガ家・イラストレーター 芸子
2017年、2019年生まれの姉妹ママ、芸子さん。Instagramでほっこり可愛い育児エピソードやあるあるネタを更新中!