<入院中に夫が不倫>「娘が成人するまで生きていられる?」難病の宣告に困惑する妻。浮気夫の反応は?
夫と一人娘と平穏に暮らす、アカリさん。ある日、夫が電話で「◯◯のこと、愛してる」と話しているのを聞いてしまったアカリさんは、浮気を疑うようになりました。しかし、その直後に自身が胆石症であることがわかり、入院して手術を受ることに。退院後、アカリさんは夫の寝室で誰かの生理周期を記した手帳を見つけてしまい、浮気疑惑が確信に変わります。確かな証拠を得るため、夫のスマホをチェックすると……。
夫が隠していた手帳には浮気の片鱗が見えるものの、決定的な証拠を掴みたいアカリさんは、夫が寝ている間に、夫のスマホを手に取ります。
メッセージの一番上に表示されていた女性とのやり取りを確認すると、相手は人妻ということがわかりました。「昨日のアレ、すっごくよかった! 早く会いたい!」。
不貞行為を裏付ける会話の数々が見つかり、さらに2人で温泉旅行にも行っていた様子。
「こんな奴とは、離婚一択だ」。アカリさんは、離婚の決意を固めたのですが……。
100万人に1人の難病患者に…!?
浮気の決定的な証拠を見つけ、離婚を決意していたアカリさんですが、“100万人に1人の難病患者”であることが判明してしまいます。
「このまま何もしないと、2、3年で……。明日から入院して、検査と治療を開始しましょう」
医師から告げられた事実に、固まるアカリさん。
「私、娘が成人するまで生きていられる?これから治療にかかるお金は、バカにならない……」
「あんな証拠を見ても、離婚は保留にすべき?」
アカリさんは、病室のベッドで思い悩みます。
そして2週間の入院後、家族が迎えにきてくれました。
「退院おめでとう。これからも一緒に頑張ろうな」
アカリさんの入院中、ひとりで子どもの園の送迎をして、仕事をこなした夫。このときばかりは、浮気のことを少しだけ忘れ、アカリさんは夫に感謝するのでした。
100万人に1人の難病患者であることがわかった、アカリさん。まだ幼いわが子を思うと、母親として胸が張り裂ける思いのはず……。