<過干渉な母親>「将来は看護師さんかマンガ家さんになりたい!」娘の夢を聞き、急に表情を曇らせる母
小学6年生のぷみらさん、専業主婦の母親、父親、2歳の妹は、金銭的援助を受けるため、ぷみらさんの祖母(母方)と同居していました。ぷみらさんの母は、祖母や父とケンカばかり。母はいつも怒っているか泣いているかのどちらかで、家族同士の揉め事が絶えない毎日でした。小学校低学年のころ、母に「アンタのために頑張ってる。お母さんの味方でいてね」と言われていたぷみらさん。「お母さんにもっと笑ってほしい」という一心で、学校であったおもしろい話をしたり、祖母との仲を取り持とうとしたり、ぷみらさんは母を喜ばそうと試行錯誤していました。
母の日に似顔絵をプレゼントした際、「絵なんかもらってもねぇ。もう少し、生活の足しになるものだったらよかったのに」と言われたぷみらさん。
「母は何を望んでいるのか、母の“正解”は何か」と、自分の気持ちを置いてけぼりにして、母の望むことをしようとする癖がついていました。
そんなぷみらさんは小学6年生になり、ある日、学校で将来の夢について考える宿題を出されたのですが……。
将来の夢を母に伝えると…
小学校の卒業アルバムに、将来の夢を書くことになったぷみらさん。
「将来の夢かぁ……。誰かの役に立ったり、絵を書くのは好きだな……」
そんなことを考えたぷみらさんは、「まんが家さんかんごしさん」と書くことに。
その様子を見ていた母は、「何してるの?」とぷみらさんに尋ねます。
「卒業アルバムに将来の夢を書いているの」
「何書いたの?」
母に聞かれたぷみらさんは……。
「看護師さんと、マンガ家さん……!」
少し照れくさい気持ちで、自分の夢を母に伝えるのでした。
小学校の卒業アルバムをきっかけに、自分の夢について考えたぷみらさん。皆さんも、幼いころに自分の夢について考えるタイミングがあったのではないでしょうか。
大人になった今、その夢を実現しましたか? それとも、違う道を進みましたか? もちろん、子どものころの夢を叶えることが、誰にとっても正解というわけではありません。