■前回のあらすじ転職先のカラー専門店で同期社員として出会ったえいこ。スキルゼロ・やる気ゼロの彼女はクレームを頻発。それでも態度をあらためないえいこは本店に異動後、クビに。一方主人公は美容室に転職します。しかし、転職先でえいこが系列店のカラー専門店で店長候補になっていることを知り、阻止を図ることに。マネージャーの許可を得て、スタッフとして研修に参加し、えいこの本性を暴くのでした。実技テストの不合格を告げられたえいこは、店長候補でなくなることに不満な様子。するとマネージャーは「本来は採用取り消しもの」だと伝え、怒りをあらわにするのでした。■休憩中に声をかけられ… ■まだ人のせいにするえいこに…休憩中にえいこに声をかけられた主人公。「全部アンタのせい」と詰め寄るえいこに、「まだ人のせいにするのやめられてないの?」と切り返します。これまで誰の教えも聞こうとしなかった自分のせいであり、自業自得の結果であることを伝えます。そして抱えていた不満を一気にぶちまけると…!? 予想だにしない展開が待ち受けるのでした。次回に続く「クレームを押し付ける同僚と戦った話」(全50話)は21時更新!
2024年03月04日皆さんは、家族との付き合いに悩みはありますか? 今回は「非常識な姉にモヤモヤした女性」にまつわる物語とその対処法を紹介します。葬儀にも来ず遺産を狙う姉社長をしていた主人公の母が亡くなってしまいました。すると後日、10年以上も顔を見せなかった姉が突然連絡をしてきたのです。葬儀に来なかったにもかかわらず、姉は母の遺産を狙っているようで…。主人公は「額が大きいから相続は大変だよ?」と姉に伝えます。そして主人公は辞退することを伝えると…。出典:Youtube「Lineドラマ」姉は「アンタの分も相続してあげる」と提案してきたのです。浮かれて話もろくに聞かない姉に、主人公は「え…いいよ」と答えます。しかしその後、遺産を相続した姉から怒りの連絡がきました。実は母の遺産は、3億の資産と7億の借金だったのです。妹の心配通り、不義理な姉は多額の借金を抱えることになったのでした。こんなとき、あなたならどうしますか?疎遠にする母の葬儀に来ないで、遺産を狙ってくるなんてあんまりですね…。10年以上も連絡を取っていなかったのであれば、そのまま疎遠にしていいと思います。(40代/女性)弁護士を交えて相談するずっと会わなかったとはいえ、姉とは血縁関係なので、弁護士さんを交えて遺産をどうするか話し合います。遺産のことが決まってからは、姉とは適度な距離感を保とうと思います。(30代/女性)今回は非常識な姉の対処法を、みなさんのアンケートをもとに紹介しました。もし同じような出来事があったときは、ぜひ参考にしてみてください。※こちらの記事はみなさんから寄せられたアンケートをもとに作成しています。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(lamire編集部)
2024年02月09日■これまでのあらすじエリートだと自負する夫のすぐるは、亭主関白で極論を振りかざす面倒な男。妻がSOSを出すと「家事育児変わるから僕と同じだけ稼いできて」と相手が何も言えないような発言を言い出します。娘たちが大学を出るまでは…と我慢してきた妻ですが、ある日すぐるが理不尽に娘を怒る姿を見てついに限界が。これ以上こんな父親のもとで娘たちを育てるわけにはいかないと、娘を連れて実家に戻ったのでした。妻に「立場の弱い私を脅して黙らせてきた」と指摘され、離婚を突きつけられたすぐるは「〇ねばいいんでしょ」と究極の極論で妻に詰め寄ります。しかし、この期に及んでその態度をとるすぐるに妻はブチ切れ、今までの怒りをぶつけたのでした。 ■言いたかったこと全部言ってやった…!■ようやく解放された…言いたいことをすべて言い、ようやく夫から解放されたかすみ。味わったことのない解放感に幸せを感じるのでした。一方、妻に見放されたすぐるは…。かすみと娘たちを失うかもしれないと分かり、ようやく事の重大さを理解した様子。「言いたいことがあるなら3日以内に手紙を送って」というかすみの言葉に、素直にレターセットを買いにきたようですが…。次回に続く「極論被害妄想夫」(全65話)は17時更新!
2024年01月30日今回は、物語を元にしたクイズを紹介します!クイズの解答を考えてみてくださいね。イラスト:エトラちゃんは見た!姉贔屓の母主人公の姉は幼い頃から周りの子どもとは違う特別な存在でした。美人で頭がよく、優しい姉はみんなの人気者です。それに比べて主人公はごく平凡な子ども。そのため両親、特に母親は姉を溺愛していました。父は仕事人間で家庭に関わろうとはしません。だからこそ母の気を引きたかった主人公ですが…。母が可愛がるのはいつでも姉ばかりでした。道端で猫を拾い…出典:エトラちゃんは見た!主人公が中学生になったある日のこと…。道端で弱っている猫を見つけ家へ連れ帰ることに。母へ「捨て猫を助けたい」とお願いしますが断固拒否されます。問題さあ、ここで問題です。母親が反対する理由は何だったのでしょうか。ヒント猫が嫌いなのかと思いきやかなり理不尽な理由です。みなさんは答えがわかりましたか?正解は…出典:エトラちゃんは見た!正解は「妹の願いは聞きたくないから。」でした。母の発言にショックを受けた主人公。呆然としていると、話を聞いていた姉が割って入り…。その後「主人公と一緒に家を出る」と母へ啖呵を切るのでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(lamire編集部)
2023年12月23日皆さんは、家族の行動にうんざりした経験はありますか? 今回は「遺産」にまつわる物語を紹介します。『遺産を相続した結果』母が亡くなり、喪主を務めた主人公。すると後日、10年も行方をくらませていて、母の葬儀にも来なかった姉から連絡が来ます。姉は社長をしていた母の遺産を狙っているようで、遺産相続の話をしてきたのです。主人公は「額が大きいから相続は大変だよ?」と姉に言い、自分は辞退することを伝えると…。2人分の遺産を…出典:Youtube「Lineドラマ」姉は「アンタの分も相続してあげる」と言いました。主人公は「え?いいけど大丈夫?」と心配しますが、作戦通りだと浮かれていた姉は話を聞かず…。後日、遺産を相続した姉から怒りの連絡がきます。実は母の遺産は、3億の資産と7億の借金だったのです。浮かれて話を聞かなかった姉は、多額の借金を抱えることになったのでした。悲惨な末路…大金が手に入ると浮かれ、遺産の相続を決めた姉。そんな姉が悲惨な末路を辿ったエピソードでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(lamire編集部)
2023年12月08日■前回のあらすじこれまでのことを伯母に話したしろみ。伯母は同情し姉として謝罪してくれたのですが、口を出すことはできないと言います。やっと内定が…!?どこを選んでもOKしてもらえないのなら、新卒採用してない母の選んだ企業に飛び込むしかない! と迷惑を承知で突撃しました。しかし、経験者を募集していたらしく人事部の方もお困りの様子。私ももうこの苦しい就活から逃れたくて必死でした。そして熱意が伝わったのかなんなのか、何とか選考に参加させてもらえることに!年上の方と混じって一緒に面接を受けました。そして…。手応えと希望しかない内定を手にいざ母の元へ…!これで私も就活地獄から解放される…!!母からの労りの言葉はなく…え!?なぜか母は楽しそうに笑っていました。この会社だけではなくその後受けた企業についても、内定が出たと思えば、どこで仕入れてくるのかその会社の嫌な情報ばかりを私に与えてきました。選考中は何も口出しをしないのに母は一体何をしたいのか…。『すぐみんなが退職するくらい酷い会社みたいだけど、まあ入りたければ入れば?』と言う母の意見を押し切ってまで即決できるほど私も強くありませんでした。でもここを逃したらもうどこも採用してもらえないかも。しかも新卒採用してないところに無理やりねじ込んでもらった恩もあるし、やっぱり今度内定承諾書を郵送しよう…!すると…。側からみたら大学四年生の私は意味のわからない行為を何度も繰り返してる変な人だったと思います。私の就活の頃は売り手市場(企業よりも学生が有利で学生が就活しやすい市場)だったため、周りもこの頃はほとんどの子が就活を終えていました。大学の就職課の方からも『内定は何個も出てるのに何も決まってないの?』と変な生物を見るかのような目で見られる始末。こんなに内定蹴りまくって、行く気のない選考に参加するなんて選考荒らしのブラックリストにでも入ってるんじゃないのか(そんなのあるかどうか知らないですが)、だとしたらどこ受けても「こいつブラックリストのやつじゃね?」と書類審査すら通らなくなったらどうしようと思い鬱々としていました。終わりの見えなさすぎる就活…。次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年07月22日子育ての思い込みからの解放─ 前回は手作り信仰から解放された自分の体験を描いたのですが、そういえば夫はどうなんだろう?■夫の無意識の思い込みとは私は何でもすぐ思い込むタイプだから色々あるけど、夫からはあまりそういう話聞かないな…と思い立ち、いい機会なので夫に聞いてみました。夫は自分が男で子ども達が二人とも女の子ということで、遊び方について思い込んでいたことがあるそうです。女の子といえばお人形遊びやごっこ遊びでキャッキャウフフ……もちろん体を動かす外遊びも好きだろうけど、主軸はこうふわふわした感じなんじゃないかな~?…と想像していたらしく、それに伴いちょっとだけ心配もあったそうです。夫の趣味はキャンプやプラモなど、前述の「ふわふわした女の子の遊び」とは交わらないジャンルばかりなので、一緒に趣味を楽しむことは出来ないのかも…と思っていたとのこと。ほんの少し淋しさを感じていた様子でした。そしてひなもひよりもすくすく成長した今、二人の遊ぶ姿は……■パパとの遊びを大いに満喫する二人ゲームもプラモもラジコンもアウトドアも全部大好き!!夫がやっている横でじっと覗き込んでいる時もあれば、一緒にやって盛り上がっている時もあるし、とにかく立派に「共通の趣味」になっています。と同時に、二人ともお人形やらビーズ集めやらの遊びももちろん大好きなので、そっちは私が一緒に楽しませてもらっています。夫がそんな風に思い込んでいたなんて知らなかったので、共通の趣味になってよかったね…としみじみ微笑ましい気分になりました。よかったね、夫!!
2023年07月21日ORANGE RANGEが、新曲「解放カーニバル」を7月12日(水) に配信リリースすることが決定した。バーボンウイスキー「ジムビーム」とのコラボソングである同曲は、「ジムビーム」の持つ開放的でアクティブな世界観をレンジ流に表現した解放感・爽快感あふれるダンスチューンに仕上がっている。併せて、全編沖縄で撮影された「解放カーニバル」のMVが配信日の21時にプレミア公開されることが発表された。本日7月10日(月) に公開されたMVのティザー映像には、カラフルなスーツに身を包みリズム良くステップを踏むメンバーが登場している。ORANGE RANGE「解放カーニバル」MVティザー映像ORANGE RANGE「解放カーニバル」MV※7月12日(水) 21:00 プレミア公開<リリース情報>ORANGE RANGE「解放カーニバル」7月12日(水) 配信リリースORANGE RANGE「解放カーニバル」ジャケット<ツアー情報>ORANGE RANGE LIVE TOUR 023 〜NAKED×REFINISHED -revenge-〜10月7日(土) 沖縄・ミュージックタウン音市場開場17:00 / 開演18:0010月14日(土) 大阪・Zepp Osaka Bayside開場16:45 / 開演17:3010月22日(日) 北海道・Zepp Sapporo開場16:45 / 開演17:3010月27日(金) 愛知・Zepp Nagoya開場17:45 / 開演18:3010月29日(日) 福岡・Zepp Fukuoka開場16:45 / 開演17:3011月2日(木) 東京・Zepp DiverCity(TOKYO)開場18:15 / 開演19:0011月3日(金・祝) 東京・Zepp DiverCity(TOKYO)開場16:45 / 開演17:30【チケット料金】(税込)■沖縄公演オールスタンディング:5,500円親子席:大人6,000円 / 子供3,000円■Zepp公演1Fスタンディング:5,500円2F指定席:6,000円親子席(着席指定):大人6,000円 / 子供3,000円※全てドリンク代別途必要一般発売日:8月12日(土) 10:00~特設サイト:関連リンクWebsite
2023年07月10日皆さんは、親の言動を理不尽だと感じたことはありますか?今回は「母からの解放」を紹介します。インスタ:マリコ(@kusodan_gotohell)HP:リアコミエピソード:みちか作画:kanata≪HPはこちら≫理不尽な母理不尽な母に振り回されてきた主人公。しかし、主人公がどれだけ母に怒られても父は助けてくれませんでした。そしてその後、父は…。父は単身赴任へ出典:Instagram単身赴任のため父が家をあけるようになり、主人公は危機感を覚えます。そして始まった母と兄との生活ですが、主人公はやはり毎日八つ当たりをされました。自分の部屋を欲しがっただけで「あんたなんかうちの子じゃない!」と怒られる始末…。主人公は次第に、母の顔色ばかりうかがうようになってしまいます。初めての反抗その後、高校入学を目前に控えた主人公は、母に反抗することにしました。理不尽な意地悪に「もうしないで」とはっきり意思表示をしたのです。反抗された母は怒りだして…!?助けてくれない父出典:Instagram母は「口答えするなんて!親不孝者!」と大声で主人公を責めます。母が怒ると、父はいつも大音量の音楽を流して聞こえないふりをします。そのうち父は、母から逃げるように再び単身赴任…。大人しく従っていても反抗してみても変わらない状況に、主人公は諦めの境地に達するのでした…。顔色をうかがうのも無理はない毎日理不尽に怒られていては、顔色をうかがうようになるのも無理はないかもしれません…。母に恐怖を抱く主人公に、心が痛くなるエピソードでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。
2023年06月16日「親ガチャ」に外れ、幼いころからヒステリックな母に虐げられながら育ったみちかさんの体験談です。みちかさんは父、母、兄の4人家族。小さなころからヒステリックな母に理不尽な扱いを受けていました。 高校生になり、父と兄が家を出たことで母と二人きりの生活が始まったみちかさん。心安らぐのは愛犬・ミルクとの時間だけ。しかし、母の言動に我慢ができなくなり、父を頼って一人で家を逃げ出しました。 しかし、母の元に残したミルクは衰弱し、命のかかわる病気になってしまっていました。 「お母さんと絶縁したい」 みちかさんの言葉をきっかけに、父は兄と話し合うことに。兄は、母の暴走は父のせいでもあると、これまで抱え込んでいた不満を父にぶつけます。その後、父から離婚を告げられた母は親権について揉めることに……! みちかの親権はどうするの?3人で話し合いすることに… 父が母へ離婚を告げ、みちかさんの親権は父が持つと伝えると、「育児はほとんど私がしたのに!」と納得がいかない様子の母。 母はみちかさんの親権を持とうと、いろんな角度から説得を試みます。 「お母さんのこと、嫌い?」 そう聞かれると、たまに見せてくれたやさしい顔が頭をよぎりますが、ミルクへのひどすぎる仕打ちを思うと「嫌い、許せない」と本心を伝えることができました。 「酷い!!! 一生懸命育てたのに!」 そう絶叫しながら、家じゅうの物を投げつけて来る母。これが最後に見た、母の姿でした。 その後、みちかさんは成人と同時にミルクを連れて父親のもとを出て独立し、就職。結婚後、母が生活保護を受けていることを知りましたが、「あんな毒親、養う義務はない」と、書類をシュレッダーにかけました。 これまで、付き合う友だちさえ母に制限されてきたみちかさんは、初めて「自分で選んだ人」と過ごし、家族になることができました。 自分が選んだパートナーと、新しい家庭をつくることにしたみちかさんの表情はとても幸せそうです。子どもは親を選べない……「親ガチャ」は確かに存在します。しかし、自立後どんな人生を歩むかは、自分次第ですよね。みちかさんには、自分の選んだ家族と幸せに暮らしてほしい、そう願ってやみません。作画:kanata著者:ライター みちかあなたの「親ガチャ」は当たりですか? はずれですか? 親ガチャでハズレを引いた主人公が、数々の困難を乗り越えて毒親から解放されるまでの奮闘記。
2023年05月24日「毒親からの解放」第4話。「親ガチャ」に外れ、幼いころからヒステリックな母に虐げられながら育ったみちかさんの体験談です。みちかさんは父、母、兄の4人家族。小さなころからヒステリックな母に理不尽な扱いを受けていました。 高校生になり、父と兄が家を出たことで母と二人きりの生活が始まったみちかさん。心安らぐのは愛犬・ミルクとの時間だけ。しかし、母の言動に我慢ができなくなり、父を頼って一人で家を逃げ出しました。 父に歯向かえない母は、あっさりと別居を認めたものの、返信しないでいると「ミルクを保健所に連れていく」「返事をくれるまでミルクに餌をあげないから」など、脅すようなメールが届きます。 慌ててペットを飼育できるマンションに引っ越したあとミルクを迎えに行くと、がりがりに痩せこけ、変わり果てた状態に……。急いで動物病院へ向かうと、医師から信じがたい言葉が……!ミルクが病気に…母との絶縁を決めて 離れている間、病院に連れて行ってもらえなかったようで、命にかかわる病気になっていたミルク。根本治療は難しいと医師に告げられ、絶望するみちかさん。同時に「母を許せない」という気持ちが高まり、父に「お母さんと絶縁したい」と伝えます。 兄を交えて3人で話し合いをすることになりましたが、久しぶりに再会した兄は、見るからに優等生だった高校時代とは違い、長髪に無精ひげを生やし、風貌がすっかり変わっていました。 父が離婚を考えていることを伝えると、兄は「今さら父親づらするのかぁ、と思います」と言い、母の暴走は父のせいでもあると、これまでの不満を口にします。正論すぎる兄の言葉を聞き、みちかさんは自立を決意するのでした。 母に褒められて育った優秀な兄。ずっと羨ましいと思っていたけれど、兄も歪んだこの家庭にずっと不満を持っていたことがわかりました。最終的に、父親はみちかさんを助けてくれましたが、みちかさんが暴行されているのを見て見ぬふりせず、すぐに助けてくれていたら……。母も父も、2人にとっては「毒親」なのかもしれません。みちかさんも早く自立して、完全に絶縁できるといいですね。作画:kanata著者:ライター みちかあなたの「親ガチャ」は当たりですか? はずれですか? 親ガチャでハズレを引いた主人公が、数々の困難を乗り越えて毒親から解放されるまでの奮闘記。
2023年05月23日「毒親からの解放」第3話。「親ガチャ」に外れ、幼いころからヒステリックな母に虐げられながら育ったみちかさんの体験談です。みちかさんは父、母、兄の4人家族。小さなころからヒステリックな母に理不尽な扱いを受けていました。 母に友人関係をめちゃくちゃにされたり、勝手に進路を決められたりと、不自由な生活を強いられてきたみちかさん。母からの暴力にも無関心な父親は家族から逃げるように単身赴任に。兄は進学で家を出てしまい、母と愛犬ミルクだけの生活が始まったのです……。 高校生になっても門限は20時のまま。思うように友だちと仲を深めることもできません。母に罵られ続ける生活に限界を迎えたみちかさんは、ある決断をしました。母親と二人きりの生活はもう限界!父の元へ ミルクを怒鳴りつけたり、兄が家を出たことをみちかさんのせいにしたり……母のヒステリックな言動に限界を迎えたみちかさんは、あるとき「家を出て母と離れる」という選択肢にたどり着きます。 とはいえ、まだ高校生でアルバイトも禁止されているみちかさんが頼れるのは、単身赴任中の父だけです。「もうお母さんと暮らしていくのが限界。お父さんと暮らすことはできませんか?」とメッセージを送ると、「今まで見て見ぬふりしてごめん。迎えに行くよ」と、父から謝罪の言葉とともに、一緒に住むことを認めてもらうことができました。 しかし、父のマンションでは犬が飼えないため、連れて行くことができず、泣く泣くミルクを置いて家を出ます。 東京への移動中、父が母に電話でみちかさんを預かることを伝えると、父に歯向かえない母はあっさりと了承。みちかさんは就職活動しながら初めてのアルバイト生活をスタートさせました。 しかし、離れていても母からの連絡はおさまりません。返信しないと「ミルクを保健所に連れていく」「返事をくれるまでミルクに餌をあげないから」など、脅すようなメールが届きます。 不安になったみちかさんは、父にお願いしてペットが飼えるマンションに引っ越し、ミルクを引き取りに行くと、ミルクはがりがりにやせ細り、変わり果ててしまっていたのでした。 ひどい仕打ちばかりの母と離れることはできましたが、別居後も母の常軌を逸した言動が続きます。 みちかさんがいない間、ミルクがどんな仕打ちを受けていたのか……考えたくもありませんね。みちかさんの元に帰ったミルクが、早く回復することを願うばかりです。作画:kanata著者:ライター みちかあなたの「親ガチャ」は当たりですか? はずれですか? 親ガチャでハズレを引いた主人公が、数々の困難を乗り越えて毒親から解放されるまでの奮闘記。
2023年05月22日大人気漫画シリーズ、今回はリアコミさんの「毒親からの解放」を紹介します。あなたの親は、親ガチャで言うと当たり?外れ?主人公のみちかは、情緒不安定な母親のもとで育ち、友人宅との違いに失望していました。父親は母親の状況を見ながらも、自分には関係ないと見て見ぬふり…。母親から離れるために父親と相談して、転勤先に行くことに決めましたが、母親はそれを許しませんでした。「この恩知らず」、「犬がどうなってもいいのか」というひどい言葉を投げかけます。親ガチャでハズレを引いたというみちかの奮闘記です。嫌なら家を出ればいいと言う結論に達したみちか。父に送ったメールの返信を待つのですが…。インスタ:マリコ(@kusodan_gotohell)HP: リアコミ原作:みちかさん(マリコのInstagramから応募)作画:kanata≪HPはこちら≫返信は…?出典:Instagram突きつけられた現実出典:Instagram犬は連れていけない…出典:Instagram父親からの「迎えに行くよ」という返信を受け取ったみちか。高校はどうするという父親からの問いに中退して就職という選択をするのでした。母親との生活よりは、就職活動をすることにしたみちかに、父親は賛成してくれました。しかし最大の問題が…しれは愛犬のミルクを連れて行けないこと…。心の支えであった愛犬のミルクを置いていくことは嫌ですよね…。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。
2023年05月19日■前回のあらすじ施術当日、同意書にサインし支払いを終えると、すぐ洗顔をすることになりました。そして案内された扉の奥には手術ベッドとたくさんの人が…!これでやっと悩みから解放される…?次回、手術開始です!次回に続く 「夫に内緒で整形した話」(全18話)は22時更新!
2023年04月16日高校生のぷみらさん、専業主婦の母親、父親、妹は、金銭的援助を受けるため、ぷみらさんの祖母(母方)と同居していました。ぷみらさんの母は、祖母や父とケンカばかりで、家族同士の揉め事が絶えない毎日。母は「アンタのために、離婚や家を出ることを我慢している」と、ぷみらさんに嘆いていました。幼いころ、体の弱かったぷみらさん。高校に入学してから、再び体調を崩してしまいます。母も昔から体が弱く、祖母に否定ばかりされて育ちました。「私はそれが嫌だったから、アンタにはつらい思いはさせたくない」と、母は鍼灸などの治療をぷみらさんに勧めていたのですが、ぷみらさんは以前から、鍼灸が苦手。しかし、母の勧めを断りきれず治療を受け入れ、ある日訪れた鍼灸院で……。鍼灸院での問診に対して、「来ないと母が泣くので来た」と答えたぷみらさん。すると、「あなたはかわいそう。あなたではなく、お母さんの意思でここに来たのね」と先生に言われます。その言葉をきっかけに、母が主張する「アンタのために」は母自身のためであり、そこに自分の気持ちがなかったことに気が付くぷみらさん。 帰宅したぷみらさんは、母に対して感情が溢れ出します。「もう鍼灸には行きたくない!」と訴えるぷみらさんに、「アンタのために言ってるの!」と言い返す母。 「それは私のためじゃない!! お母さんはおばあちゃんと同じことしてる!」と、ぷみらさんは涙ながらに訴えます。 ぶつかり合う親子。その先には… 「いつも私のためって言うけど、結局はお母さんのためだよ!!」「自分の思い通りにならないと私のこと責めるし、泣いたり怒ったりするじゃん」「お母さんは、そうやって私のことをコントロールしてる!」 「もう嫌だ!!」 今まで自分の気持ちを押し殺していたぷみらさんは、溢れ出す感情を抑えきれません。 「おばあちゃんと同じことしてる……。一番なりたくなかったはずなのに……」 自分の思い通りにしようとする祖母に、嫌気がさしていた母。ぷみらさんに指摘されて初めて、自分がわが子に同じことをしてしまったと気が付きます。 「ごめんね……」 涙する母に、「私もごめんね」とつぶやくぷみらさん。 その後、母からの押し付けは減り、「アンタはどうしたいの?」と聞いてくるように。 まれに「アンタのために言ってるの!」と言われても、「私は嫌だ」と、ぷみらさんは自分の意思を伝えるようになりました。 母のしてほしいことと、自分のしたいことをしっかり線引きする。その大切さを知ったぷみらさんは、「自分の気持ちを大切にして生きたい。私は私の人生を歩みたい」そう誓うのでした。 「私のために言ってくれているんだから……」と、自分の気持ちにふたをしていたぷみらさん。まだ時折、「アンタのために」と言われることがあるそうですが、母の考えと自身の考えを切り離し、自分の気持ちを大切にするようになりました。親子であっても、それぞれ考え方の違う人間同士。強い絆があるからこそ、今のぷみらさんと母のように、お互いの気持ちを尊重し合える関係性でいたいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター ぷみらHSS型HSP(刺激を求め外交的である一方で、感受性が強く敏感で繊細な気質)のアラサー看護師。Instagramでは、“気にしすぎ体験談”や“HSPあるある漫画”を描いています。失敗だらけだけど頑張って生きてます!
2023年03月09日高校生のぷみらさん、専業主婦の母親、父親、妹は、金銭的援助を受けるため、ぷみらさんの祖母(母方)と同居していました。ぷみらさんの母は、祖母や父とケンカばかりで、家族同士の揉め事が絶えない毎日。母は「アンタのために、離婚や家を出ることを我慢している」と、ぷみらさんに嘆いていました。幼いころ、体の弱かったぷみらさん。母も体調を崩しやすく、そのことを祖母に責められて育ちました。パワフルで元気だった祖母は、自分の思い通りにならない母のことを否定してばかり。母は、「私はそれが嫌だったから、アンタにはつらい思いはさせたくない」と、ぷみらさんに話していました。「私のせいで弱い子どもに産んでしまった」と負い目を感じていた母は、ぷみらさんの健康のために、鍼灸と漢方を勧めていました。ぷみらさんは以前から、鍼灸や漢方が苦手。しかし、母の勧めを断った際、号泣されたことをきっかけに「私が我慢すればいいか……」と、治療を受け入れていました。 ある日、体調の優れないぷみらさんは、母に勧められるがまま鍼灸院へ。問診に対して気のない返事をするぷみらさんに、「なんで来たの?」と尋ねる先生。「来ないと母が泣くので」と答えたぷみらさんに、先生は……!? 先生のあるひと言で、感情が爆発! 「あなた……かわいそうに……」 「母が泣くから鍼灸に来た」と話すぷみらさんに、同情の目を向ける先生。 「え……? 私がかわいそう?」 ぷみらさんは、思いもよらない先生の言葉に驚きます。 「だって鍼灸に来るという意思は、あなたではなくてお母さんの意思でしょう?」 先生の言葉に、ハッとするぷみらさん。母からかけられる「アンタのために」は、母のためで、自分の気持ちがなかったことに気が付きます。 帰宅したぷみらさんは、母に「もう鍼灸に行きたくない」と伝えます。 「今回の先生、合わなかった?違うところを探して……」 「ちがう! そうじゃない!!」 話を進める母の言葉を遮り、「私は行きたくないの!!」と訴えると……。 「なんでよ! アンタのために言ってるのに!」 母の「アンタのために」という言葉に、ぷみらさんの感情が溢れ出します。 「それは私のためじゃない!! お母さんは、おばあちゃんと同じことしてる!!」 自分の思い通りにしようとする祖母に、嫌気がさしていた母。しかし、鍼灸の先生の言葉をきっかけに、母がしていることは祖母と同じだということに気付き、ぷみらさんは母に訴えるのでした。 母は自分のことを思い、善意で治療を勧めていたことをわかっていたぷみらさん。しかし、「そこに私の気持ちはなく、治療を受けるのはお母さんのためだった」と気が付きました。「これを言ったら、お母さんは傷つく」とわかりながらも、母に自身の感情を訴えたぷみらさんは、苦しい思いをしたのではないでしょうか。母がぷみらさんの気持ちを受け止め、ぷみらさんが自分の気持ちに素直に生きられるよう、願うばかりです。 著者:マンガ家・イラストレーター ぷみらHSS型HSP(刺激を求め外交的である一方で、感受性が強く敏感で繊細な気質)のアラサー看護師。Instagramでは、“気にしすぎ体験談”や“HSPあるある漫画”を描いています。失敗だらけだけど頑張って生きてます!
2023年03月08日高校生のぷみらさん、専業主婦の母親、父親、妹は、金銭的援助を受けるため、ぷみらさんの祖母(母方)と同居していました。ぷみらさんの母は、祖母や父とケンカばかりで、家族同士の揉め事が絶えない毎日。母は「アンタのために、離婚や家を出ることを我慢している」と、ぷみらさんに嘆いていました。幼いころ、体の弱かったぷみらさん。自身も体調を崩しやすく、そのことを祖母に責められて育った母は、「私のせいで弱い子どもに産んでしまった」と、負い目を感じていました。そして、鍼灸と漢方で自分自身の体調がよくなったと感じていた母は、「アンタのため」と、ぷみらさんにも治療を勧めていました。ぷみらさんは以前から、鍼灸や漢方が苦手。しかし、母の勧めを断った際、号泣されたことをきっかけに「断るとめんどう」と、母の勧めを受け入れていました。 母はぷみらさんを思い、善意で治療を勧めていることを理解していたので、「私が我慢すればいいか……」と、やり過ごそうとしていたぷみらさんですが……。 突然「かわいそう」と言われ… 高校生になったぷみらさんは、新しい生活に慣れず、よく熱を出していました。 そんなぷみらさんに母は、「鍼灸に行って、体を整えないと!」とぷみらさんを気遣います。 鍼灸が苦手なぷみらさんは、母の勧めをめんどうに感じますが、「断ってもめんどくさい」という気持ちが勝り、近所の鍼灸院を訪れます。 「今日はどこを治療したい?」 鍼灸の先生の問いに、「全体的に……」と気のない返事をするぷみらさん。すると、「あなた、鍼灸嫌い?」と、何かを察した先生に尋ねられます。 「正直、好きじゃないです。単純に鍼治療が苦手です」 「じゃあ何で来たの?」 「来ないと、母が泣くので……」 自然と表情が曇るぷみらさんに、「あなた……かわいそうに……」と、先生も心配になるのでした。 「なんで鍼灸に来たの?」と聞かれ、「母が泣くので」と答えたぷみらさんに、思わず「かわいそうに……」という言葉が出た先生。自分の意思に反してでも、母のために鍼灸に訪れたぷみらさんを心配しているように思います。 幼いころは特に、身近な大人の言動が子どもの指針になる場合も多いのではないでしょうか。成長するにつれて、自分の意思や考え方が明確になっていきますよね。子どもが伸び伸びと自己表現できるよう、大人の考えを押し付けすぎず、サポートできるといいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター ぷみらHSS型HSP(刺激を求め外交的である一方で、感受性が強く敏感で繊細な気質)のアラサー看護師。Instagramでは、“気にしすぎ体験談”や“HSPあるある漫画”を描いています。失敗だらけだけど頑張って生きてます!
2023年03月07日中学生のぷみらさん、専業主婦の母親、父親、2歳の妹は、金銭的援助を受けるため、ぷみらさんの祖母(母方)と同居していました。ぷみらさんの母は、祖母や父とケンカばかりで、家族同士の揉め事が絶えない毎日。ぷみらさんが中学生になってもそのような状況が続き、母は「アンタのために、離婚や家を出ることを我慢している」と、ぷみらさんに嘆いていました。ある日、「私のせいで、弱い子どもに産んでしまった、ごめん」と、謝ってきた母。幼いころ体が弱ったぷみらさんを心配していました。そして、「そんなこと気にしなくていいのに」と感じていたぷみらさんに、漢方や鍼灸を勧めます。しかし、以前からそのような治療が苦手なぷみらさんは、母の勧めを断ることに……。母の勧めを断ったぷみらさんに、「アンタのためにいろいろ考えてるのに。こんなに心配なのに」と、嗚咽しながら号泣する母。「こんなに泣かれたら、断れない」と渋々、母の勧める治療を受けることを伝えると、母は自身の幼少期のトラウマについて話しだしました。 幼いころ体が弱かったものの、そのことを祖母に理解してもらえず苦しい思いをしていた母。「おばあちゃんはパワフルな人間だから、私の気持ちはわからない」と、祖母への複雑な感情を語り……。 母の苦しみを理解しようとする娘は… 「おばあちゃんに否定ばかりされてきた。家で唯一明るかったおじいちゃんは、若くして急死してしまったし……」 自身のつらかった幼少期を振り返る母。 「出来の悪い私を自分の思い通りにしたかったんだと思う……」「私はそれが嫌だった!!」 母は語気を強め、ぷみらさんに訴えます。 「とにかくアンタには私みたいなつらい思いはさせたくないのよ」とぷみらさんに、涙ながらに治療を勧めた理由を話す母。 「そっか……。お母さんはずっと否定されて、おばあちゃんの理想を押し付けられていたのか……」 ぷみらさんは、母の言葉にさまざまなことを納得するような気持ちで、話を聞きます。 「だから鍼灸と漢方……頑張ろう!!」 「そうくるかぁぁぁ」 祖母の場合は、ただ自分の価値観を押し付けていただけ。しかし、母の場合は悪意はなく、ぷみらさんを思う善意でした。 「わかったよ……」 「私が我慢すればいいか」と、ぷみらさんは母の話を受け入れるのでした。 「アンタはどんくさいね。こんなこともできないの?」そんな言葉をかけられて育ったぷみらさんの母。親に否定されるようなことばかり言われるのは、本当につらいことですよね。母はそのことが心に引っかかり、「私みたいな思いをさせたくない」と、ぷみらさんの気持ちを置き去りにしてまでも、過剰に心配しているように思います。 子どもに対する接し方は、家庭でさまざま。“褒めて伸ばす”、”厳しく言い聞かせる”など、いろいろな考え方があるかと思います。皆さんは子どもと接するとき、どのようなことを心がけていますか? 著者:マンガ家・イラストレーター ぷみらHSS型HSP(刺激を求め外交的である一方で、感受性が強く敏感で繊細な気質)のアラサー看護師。Instagramでは、“気にしすぎ体験談”や“HSPあるある漫画”を描いています。失敗だらけだけど頑張って生きてます!
2023年03月06日中学生のぷみらさん、専業主婦の母親、父親、妹は、金銭的援助を受けるため、ぷみらさんの祖母(母方)と同居していました。ぷみらさんの母は、祖母や父とケンカばかりで、家族同士の揉め事が絶えない毎日。ぷみらさんが中学生になってもそのような状況が続き、母は「アンタのために、離婚や家を出ることを我慢している」と、ぷみらさんに嘆いていました。ある日、「私のせいで、弱い子どもに産んでしまった、ごめん」と、謝ってきた母。幼いころ体が弱ったぷみらさんを心配していました。そして、「そんなこと気にしなくていいのに」と感じていたぷみらさんに、漢方や鍼灸を勧めます。しかし、以前からそのような治療が苦手なぷみらさんは、母の勧めを断ることに……。母の気持ちを逆撫でしないよう、やんわりと母の勧めを断ったぷみらさん。すると母は、「アンタのためにいろいろ考えてるのに。こんなに心配なのに」と、嗚咽しながら号泣。「そんなに泣くこと!?」と母の反応に驚きながらも、ぷみらさんは罪悪感を感じていました。 そして、「こんなに泣かれたら、断れない」と渋々、母の勧める治療を受けることを伝えると……。 母の複雑な幼少期 「この家から出たくても出られない理由は、私の体が弱いからというのもあるのよ……」 ぷみらさんに、自身の幼少期を語る母。小さいころから体が弱く、祖母に「アンタは体が弱いねぇ」と言われていたそう。 「おばあちゃんは体が丈夫だから、私のつらさなんて、ちっともわかってもらえなかった。熱だってよく出たし、鍼灸と漢方で体がもってるの」 「体の弱い私がバリバリ働けるわけない。おばあちゃんはパワフルな人間だから、私の気持ちはわからない」 母は、号泣してまでぷみらさんに治療を勧めていた理由や、祖母に対する気持ちを語ったのでした。 自身の幼少期の経験から、ぷみらさんの体を過剰に心配していた母。多かれ少なかれ、自分のつらかった経験を、わが子にはさせまいと考えることはあるのではないでしょうか。「○○が苦手で嫌な思いをしたから、できるようになってほしい」「自分のように○○で苦しんでほしくない」など……。皆さんは、わが子に対して過去の自分を重ねる瞬間はありますか? 著者:マンガ家・イラストレーター ぷみらHSS型HSP(刺激を求め外交的である一方で、感受性が強く敏感で繊細な気質)のアラサー看護師。Instagramでは、“気にしすぎ体験談”や“HSPあるある漫画”を描いています。失敗だらけだけど頑張って生きてます!
2023年03月05日中学生のぷみらさん、専業主婦の母親、父親、妹は、金銭的援助を受けるため、ぷみらさんの祖母(母方)と同居していました。ぷみらさんの母は、祖母や父とケンカばかりで、家族同士の揉め事が絶えない毎日。ぷみらさんが中学生になってもそのような状況が続き、母は口癖のように「アンタのために頑張っている」と、ぷみらさんに嘆いていました。ある日、母と祖母のケンカの仲裁に入ったぷみらさん。興奮する母に、「アンタがいるから、○ぬのも、離婚するのも我慢してる」と言われます。ぷみらさんは、「貧乏でもお父さんがいなくても、お母さんが笑っていたら、それでいい」と思っているのですが、お互いを思う気持ちがすれ違い、分かり合えずにいました。母と祖母の壮絶なケンカからしばらく経ったころ。「アンタが小さいときは、体が弱くて大変だった。でも、そんな弱い子どもに産んでしまったのは私のせい。ごめんね」と、母が突然謝ってきました。「そんなこと気にしなくていいのに! 私は健康だと思うけど……」と、気が滅入るぷみらさん。 そして母に、漢方や鍼灸を勧められます。しかし、ぷみらさんは以前からそのような治療が苦手でした。「断ったらめっちゃめんどくさそう」と、頭を悩ませていたぷみらさんですが……。 突然、母が号泣…!? 母の勧めを断ることにしたぷみらさん。逆撫でしないよう、やんわりと「漢方も鍼灸も、あまりしたくないな……」と伝えます。 ぷみらさんの言葉に、「なんで……?」とぽかんとする母。 「私はあんまり得意じゃなくて……」 言葉を濁しながらも、ぷみらさんは自分の意思を伝えます。すると……。 「なんで……。アンタのためにいろいろ考えてるのに。こんなに心配なのに」 嗚咽しながら号泣する母。 「えぇぇぇぇぇぇぇ!そんなに泣くことなの!?」 突然の母の号泣に、驚くぷみらさん。自分を心配してくれる母に対して、ありがたい気持ちがありながらも、苦手なものは苦手。 「こんなに泣かれたら、断れないよ……」 ぷみらさんは、うんざりした気持ちで母に治療を受けることを伝えるのでした。 “泣き落とし”とはまさにこのこと、と言わんばかりの展開でしたね。自分が勧めた治療を断られただけで、嗚咽しながら号泣した母に、ぷみらさんはとても驚いたのではないでしょうか。 子どもが大切で心配だからこそ、日常の小さな出来事でも、“子どもの意思を尊重する”ことが難しいと感じるときはありませんか? 親として最善の案を提案しているつもりでも、子どもと意見が食い違う場合は多くありますよね。子どもを思うあまり、つい助言をしたくなりますが、子どもの自主性や自尊心を育む意味でも、時にはそっと見守ることも大切なのかもしれません。 著者:マンガ家・イラストレーター ぷみらHSS型HSP(刺激を求め外交的である一方で、感受性が強く敏感で繊細な気質)のアラサー看護師。Instagramでは、“気にしすぎ体験談”や“HSPあるある漫画”を描いています。失敗だらけだけど頑張って生きてます!
2023年03月04日中学生のぷみらさん、専業主婦の母親、父親、妹は、金銭的援助を受けるため、ぷみらさんの祖母(母方)と同居していました。ぷみらさんの母は、祖母や父とケンカばかりで、家族同士の揉め事が絶えない毎日。ぷみらさんが中学生になってもそのような状況が続き、母は口癖のように「アンタのために頑張っている」と、ぷみらさんに嘆いていました。そんなある日、母と祖母が調理器具を凶器のように構え、罵り合うケンカに遭遇したぷみらさん。仲裁に入ると、「アンタがいるから、○ぬのを我慢してる。父さんだって助けてくれないし、本当は離婚したいけど、アンタのために我慢してるの」と、母が涙ながらに訴えてきました。そんな母に、「我慢しなくていいよ。お父さんと離婚してもいい。私はお母さんが笑ってるほうがいい!」と、ぷみらさんは気持ちを伝えます。しかし、「アンタにはわからない。父親がいない子どもはかわいそうだし、そんなことできない」と、ぷみらさんを思ってのことだと主張する母。 ぷみらさんは、「貧乏でもお父さんがいなくても、お母さんが笑っていたら、それでいいのに」心の中でつぶやきます。お互いを思う気持ちがすれ違い、分かり合えない2人は……。 母の過剰な心配の先には… 母と祖母の壮絶なケンカからしばらく経ったある日。 「アンタが小さいころ、すぐに熱を出すし、アトピーもあって大変だったのよ?」 ぷみらさんに話す母。 「でも、そんな弱い子どもに産んでしまったのは、私のせいなのよね……。ごめんね」 突然の母の言葉に「そんなこと気にしなくていいのに! 私は健康だと思うけど……」と、気が滅入るぷみらさん。 「だからね、アンタにはもっと漢方を飲んだり、鍼灸に行ったりしてほしいの!」 母の持論で、漢方や鍼灸を勧められますが、ぷみらさんは以前からそのような治療が苦手でした。 「でも、断ったらめっちゃめんどくさそう……。どうしよう……」 ぷみらさんは、母の勧め通りに治療を受けるか、頭を悩ますのでした。 母から勧めらた治療に、乗り気になれないぷみらさん。「弱い子に産んでしまったのは、私のせい」と自分を責め、母なりに子どもを思ってのことです。しかしぷみらさんは、母が過剰に気にしていると感じているようです。母の勧める治療が苦手なぷみらさんにとっては、すんなり受け入れがたい話。親子関係ではなくとも、よかれと思って相手に何かを勧めるときは、相手の気持ちをできるだけ汲み取り、自分の意見を押し付けることは避けたいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター ぷみらHSS型HSP(刺激を求め外交的である一方で、感受性が強く敏感で繊細な気質)のアラサー看護師。Instagramでは、“気にしすぎ体験談”や“HSPあるある漫画”を描いています。失敗だらけだけど頑張って生きてます!
2023年03月03日中学生のぷみらさん、専業主婦の母親、父親、妹は、金銭的援助を受けるため、ぷみらさんの祖母(母方)と同居していました。ぷみらさんの母は、祖母や父とケンカばかりで、家族同士の揉め事が絶えない毎日でした。ぷみらさんが小学校低学年のころから、家族とケンカすると、ぷみらさんに愚痴をこぼすことが日課になっていた母。ぷみらさんが中学生になってもそのような状況が続き、母は口癖のように「アンタのために頑張っている」と、ぷみらさんに嘆いていました。そんなある日、事件が起きます。いつものように母と祖母がケンカする声が聞こえ、ぷみらさんが駆けつけると、調理器具を凶器のように構え、罵り合っている2人が……。興奮状態の母と祖母。ぷみらさんがなんとか祖母を部屋に戻し、母の話を延々と聞いていると、母は次第に落ち着きを取り戻しました。そして、「アンタがいるから、私は○ぬのを我慢してる。父さんだって助けてくれないし、本当は離婚したいけど、アンタのために我慢してるの」と、涙ながらに訴えてきました。 そんな母に、「我慢しなくていいよ。お父さんと離婚してもいい。私はお母さんが笑ってるほうがいい!」と、自分の気持ちを伝えますが……。 母の言い分と噛み合わない、娘の想い… 「この家を出ても、離婚してもいい! 私はお母さんが笑ってるほうがいい!」と、母に訴えたぷみらさん。 「アンタには、それをして生きていくことが、どれだけ大変かわかんないのよ……」「それに、父親がいない子どもはかわいそうだし、そんなことできない」 ぷみらさんの気持ちとは裏腹に、母はぷみらさんを思ってのことだと主張します。 母が自分のことを考えてくれていることは、理解しているぷみらさん。しかし、どう生きていくかは母が決めること。 「“私のために我慢してる”って言わないでよ。私を言い訳の材料にしないでよ」 心の中でつぶやくぷみらさん。「自分のせいで母が苦しんでいる」と感じてしまいます。 「貧乏でもお父さんがいなくても、お母さんが笑っていたら、それでいいのに」「そう思うのは、私が子どもだからなのかなぁ……」 ぷみらさんも、母も、お互いを思う気持ちがすれ違い、分かり合えずにいるのでした。 ぷみらさんは自分がどのような環境になっても、「お母さんが笑っていたら、それでいい」と、純粋な気持ちがありました。しかし母は、「子どものため」と、さまざまなことを我慢しています。親子がお互いを思うあまり、すれ違っているように感じますが、少なくとも子どもが「自分のせいでお母さんが苦しんでいる」と感じてしまうのは、よくないことではないでしょうか。“子どものため”とはどのようなことなのか、どんな言葉で子どもに思いを伝えるのがベストなのか、親としてしっかり考えたいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター ぷみらHSS型HSP(刺激を求め外交的である一方で、感受性が強く敏感で繊細な気質)のアラサー看護師。Instagramでは、“気にしすぎ体験談”や“HSPあるある漫画”を描いています。失敗だらけだけど頑張って生きてます!
2023年03月02日中学生のぷみらさん、専業主婦の母親、父親、妹は、金銭的援助を受けるため、ぷみらさんの祖母(母方)と同居していました。ぷみらさんの母は、祖母や父とケンカばかりで、家族同士の揉め事が絶えない毎日でした。ぷみらさんが小学校低学年のころから、家族とケンカすると、ぷみらさんに愚痴をこぼすことが日課になっていた母。中学生になり、いわゆる“反抗期”を迎えていたぷみらさんは、母の愚痴聞きがおっくうになり、「後にして」と拒否することも。その反面、家事などをしてくれる母に感謝の気持ちもあり、愚痴聞きを拒否するたびに、罪悪感を覚え、苦しさを感じていました。そんなある日、事件が起きます。いつものように母と祖母がケンカする声が聞こえ、ぷみらさんが駆けつけると、調理器具を凶器のように構え、罵り合っている2人が……。 「もう○んでやる!」と興奮する母に対し、煽るように怒鳴りつける祖母。ぷみらさんは、一触即発の状況に焦りながらも、「ここは慎重に」と仲裁に入ろうとしますが……。 興奮状態の母と祖母をなだめようと… 「まずは包丁を元の位置に戻そう?」 「お母さん今興奮してるから、いったん部屋に戻ってもらっていい?」 興奮状態の母と祖母をなんとかなだめようとする、ぷみらさん。祖母を部屋に戻し、母の話を延々と聞いていると、母は少しずつ落ち着きを取り戻しました。 「アンタがいるから、私は○ぬのを我慢してる……」「子どものために、この家を出るのも、我慢してるのよ。お父さんだって助けてくれない……。本当は離婚したいけど、我慢してるの」 母の涙ながらの言葉に、ぷみらさんも本心が溢れ出ます。 「お母さん……。我慢しなくていいよ。この家を出ても、お父さんと離婚してもいいよ。私はお母さんが笑ってるほうがいい!」 ぷみらさんは母を想い、自分の気持ちを伝えるのでした。 「アンタのために我慢している」そんな母の言葉に、「お母さんには笑顔で、自分の望むように生きてほしい」と伝えたぷみらさん。親にとって子どもは何よりも大切な存在です。それゆえ、つい“子どものため”と、自分を追い込んでしまうことがあるのかもしれません。しかし、ぷみらさんの言葉のように、子どもにとって重要なことは、“親が笑顔でいること”なんですね。子どものためにも、親自身が自分を大切に、笑顔でいられるような考え方ができるといいのかもしれません。 著者:マンガ家・イラストレーター ぷみらHSS型HSP(刺激を求め外交的である一方で、感受性が強く敏感で繊細な気質)のアラサー看護師。Instagramでは、“気にしすぎ体験談”や“HSPあるある漫画”を描いています。失敗だらけだけど頑張って生きてます!
2023年03月01日中学生のぷみらさん、専業主婦の母親、父親、妹は、金銭的援助を受けるため、ぷみらさんの祖母(母方)と同居していました。ぷみらさんの母は、祖母や父とケンカばかり。母はいつも怒っているか泣いているかのどちらかで、家族同士の揉め事が絶えない毎日でした。ぷみらさんが小学校低学年のころから、家族とケンカすると、ぷみらさんに愚痴をこぼすことが日課になっていた母。ぷみらさんは、「アンタのために頑張っている」という母の言葉に応え、愚痴を聞くことを使命のように感じていました。ぷみらさんが中学生になっても家庭の状況は変わらず、母は家族とケンカを繰り返し、ぷみらさんに愚痴を言いに来る毎日。しかし、いわゆる“反抗期”のぷみらさんは、母の愚痴聞きを拒否することが増え、母に対しイラ立ちを覚えていました。それと同時に、家事などをしてくれる母に、感謝の気持ちもあるぷみらさんは、愚痴聞きを拒否するたびに、罪悪感を覚え、苦しさを感じていました。 そんなある日、事件が起きます。 怒鳴り声の先に、まさかの…!? ある日、家でいつものように怒鳴り声が聞こえ、駆けつけたぷみらさん。 「今度は何でまたケンカしてるの?」 声をかけると、衝撃の光景が目に飛び込みます。 母と祖母が調理器具を相手に向かって、凶器のような持ち方で構えていたのです。 「ちょっと……。落ち着こうか、2人とも……」 一触即発の状況に、焦りながらも冷静に対応するぷみらさん。 「もう○んでやる!」 「勝手に○んどけ! せいせいするわ!」 いつにも増してヒートアップする2人に、「慎重にいかないと……」と、ぷみらさんは頭を抱えるのでした。 家族間のケンカの仲裁をしようとしたぷみらさん。ケンカがヒートアップしてしまったようですが、包丁を構えている母の姿を見るのは、衝撃的ですよね。ひとつ屋根の下、生活を共にする家族。程度の差こそあれケンカが起こってしまうのは、しょうがないことではないでしょうか。皆さんは家族とケンカをしていまい、思いかけずヒートアップしてしまったことはありますか? 著者:マンガ家・イラストレーター ぷみらHSS型HSP(刺激を求め外交的である一方で、感受性が強く敏感で繊細な気質)のアラサー看護師。Instagramでは、“気にしすぎ体験談”や“HSPあるある漫画”を描いています。失敗だらけだけど頑張って生きてます!
2023年02月27日中学生のぷみらさん、専業主婦の母親、父親、妹は、金銭的援助を受けるため、ぷみらさんの祖母(母方)と同居していました。ぷみらさんの母は、祖母や父とケンカばかり。母はいつも怒っているか泣いているかのどちらかで、家族同士の揉め事が絶えない毎日でした。ぷみらさんが小学校低学年のころから、家族とケンカすると、ぷみらさんに愚痴をこぼすことが日課になっていた母。ぷみらさんは、「アンタのために頑張っている」という母の言葉に応え、愚痴を聞くことが使命のように感じていました。小学6年生のとき、「マンガ家なんか」と母に自分の夢を否定されたぷみらさん。友だちの家に遊びに行った際、笑顔で子どもの夢を応援する仲のいい家族の様子を目の当たりにし、羨ましく思うことも……。 ぷみらさんが中学生になっても家庭の状況は変わらず、母は家族とケンカを繰り返し、ぷみらさんに愚痴を言いに来る毎日。しかしぷみらさんは、以前のように母の望むようなかたちで、愚痴を聞くことはありませんでした。 中学生になり、反抗期到来…!? 愚痴を言いに来る母に、「部活や塾で疲れてるから、愚痴は後にしてくれる?」と、母に伝えたぷみらさん。 すると母は、「話くらい聞いてくれたっていいじゃない!」とぷみらさんに怒りをぶつけます。 「毎日聞いてるよ!たまには休ませてよ!」 ぷみらさんが言い返すと、「私はアンタら子どものために、この家で我慢してるのに!」と、母はヒートアップ。 以前のぷみらさんなら、母の愚痴に耳を傾けていたかもしれません。しかし、中学生になり、反抗期が到来。 「うっせーーーー!」 ぷみらさんは、母の愚痴聞きを拒否することが増えました。 「愚痴を聞かされるこっちの気持ちは、いつも無視。家事をしてくれることに、感謝はしてるけどさ……。ヤダヤダ! 気持ちがぐちゃぐちゃ!」 母に対しイラ立つ気持ちはあるものの、同時に罪悪感を抱いてしまい、ぷみらさんは苦しさを感じるのでした。 中学生になり、「今は愚痴を聞けない」と母にはっきり伝えるようになったぷみらさん。母に感謝している部分もあり、罪悪感を覚えてしまいます。ぷみらさんは“反抗期”と表現していますが、自分の気持ちを無視され、毎日愚痴を聞かされる状況に、拒否反応が出るのは当たり前のように思います。 わが子の反抗期、「できればこないで!」なんて思ってしまいますが、皆さんはいかがですか? 著者:マンガ家・イラストレーター ぷみらHSS型HSP(刺激を求め外交的である一方で、感受性が強く敏感で繊細な気質)のアラサー看護師。Instagramでは、“気にしすぎ体験談”や“HSPあるある漫画”を描いています。失敗だらけだけど頑張って生きてます!
2023年02月26日小学6年生のぷみらさん、専業主婦の母親、父親、2歳の妹は、金銭的援助を受けるため、ぷみらさんの祖母(母方)と同居していました。ぷみらさんの母は、祖母や父とケンカばかり。母はいつも怒っているか泣いているかのどちらかで、家族同士の揉め事が絶えない毎日でした。ぷみらさんが小学校低学年のころ、母に似顔絵をプレゼントした際、「もう少し、生活の足しになるものだったらよかったのに」と言われたことをきっかけに、「母は何を望んでいるのか、母の“正解”は何か」と、自分の気持ちを置いてけぼりにして、母の望むことをしようとする癖がついていました。そして、小学6年生になったぷみらさんは、卒業アルバムに将来の夢を書くことになり……。ぷみらさんは、将来の夢を“看護師とマンガ家”と書くことに。しかし、母に将来の夢を伝えると、「マンガ家なんて目指したらだめ。もっと堅実に生きなきゃ」と一喝されてしまいます。 そんなある日、友だちのかなちゃんの家に遊びに行くと、かなちゃんがお父さんに、「かな、将来はマンガ家になりたい!」と話していました。母に「マンガ家なんか」と否定されたばかりのぷみらさんは、「かなちゃん、そんなこと言って大丈夫?」と焦りますが……。 友だちの家族が羨ましい…! 「マンガ家になりたい!」と、お父さんに話したかなちゃんを心配するぷみらさん。 するとお父さんは、「かなは絵がうまいもんな!きっとなれる!応援するよ!」と、笑顔で答えました。 「夢を応援してもらえて、笑顔で幸せそうで……。いいなぁ。羨ましいなぁ」「私もお母さんに応援してほしかったな……」 ぷみらさんが「マンガ家になりたい!」と母に伝えたときとの反応の違いに、思わず本音が出てしまうのでした。 その後、中学生になったぷみらさんは、マンガを描くことをやめてしまいます。その間、家庭の状況は変わることなく、母は家族とケンカを繰り返し、ぷみらさんに愚痴を言いに来る毎日。 しかし、中学生になったぷみらさんは、以前のように母の望むかたちで愚痴を聞くことはありませんでした。 「部活とか塾で疲れてるから。愚痴は後にしてくれる?」 そんなぷみらさんに、「私は家事を頑張っているのに! 聞いてくれたっていいじゃない!」と、母は怒りをぶつけるのでした。 子どもの夢を否定せず、笑顔で応援してくれた友だち家族の様子を、羨ましく思ったぷみらさん。母に自分の夢を否定されてしまったぷみらさにとっては、当然の感情のように思います。 幼いころに「〇〇ちゃんが持っているから、私も買って!」など、自分と友だちの家庭を比べてしまい、親に「うちはうち! よそはよそ!」なんて言われてしまう……といったやりとりは、よくあることではないでしょうか。皆さんは子どものころ、友だちの家庭を“羨ましい”と感じたことはありますか? 著者:マンガ家・イラストレーター ぷみらHSS型HSP(刺激を求め外交的である一方で、感受性が強く敏感で繊細な気質)のアラサー看護師。Instagramでは、“気にしすぎ体験談”や“HSPあるある漫画”を描いています。失敗だらけだけど頑張って生きてます!
2023年02月25日小学6年生のぷみらさん、専業主婦の母親、父親、2歳の妹は、金銭的援助を受けるため、ぷみらさんの祖母(母方)と同居していました。ぷみらさんの母は、祖母や父とケンカばかり。母はいつも怒っているか泣いているかのどちらかで、家族同士の揉め事が絶えない毎日でした。ぷみらさんが小学校低学年の頃、母に似顔絵をプレゼントした際、「絵なんかもらってもねぇ。もう少し、生活の足しになるものだったらよかったのに」と言われたことをきっかけに、「母は何を望んでいるのか、母の“正解”は何か」と、自分の気持ちを置いてけぼりにして、母の望むことをしようとする癖がついていました。小学6年生になり、卒業アルバムに将来の夢を書くことになったぷみらさん。自分の好きなことと繋がる職業を考え、「まんが家さんかんごしさん」と書くことに。その様子を見ていた母は、「何してるの?」とぷみらさんに尋ねます。「卒業アルバムに、将来の夢を書いている」と伝えると……。 「将来の夢は、看護師さんとマンガ家さん!」母の反応は?※訂正:「一握りに」→「一握りの」 「マンガ家なんて、才能がある人しか食べていけないのよ。そんなの目指したらだめ。もっと堅実に生きなきゃ。アンタのために言ってるの」 母に将来の夢を伝えると、一喝されてしまったぷみらさん。 「そっか……。お母さんは私に才能がないと思ってるのか……」 ぷみらさんは、母に自分の夢を否定されてしまった複雑な心境を隠し、「そうだね」と、笑顔で母の言葉を肯定します。 そんなある日、一緒にマンガを描いて遊んでいた友だち・かなちゃんの家に遊びに行くことに。 明るく迎えてくれたお父さんに、「かなちゃん家は明るいなぁ」と感心するぷみらさん。 お父さんに、「2人は一緒にマンガを描いているんでしょ?」と聞かれたかなちゃんは、「うん! かな、将来はマンガ家になりたい!」と答えました。 母に「マンガ家なんか」と否定されたばかりのぷみらさんは、「かなちゃん、そんなこと言って大丈夫?」と焦ってしまうのでした。 母に将来の夢を話すと、「そんなの目指したらだめ」と否定されてしまったぷみらさん。笑顔で話を合わせていたものの、内心とても傷ついていたのではないでしょうか。子どもの可能性は無限大です。子どもを想うが故に、“堅実に生きてほしい”という親の気持ちもわかりますが、頭ごなしに否定することは、子どもの気持ちをないがしろにし、可能性を潰すことになってしまうかもしれません。 著者:マンガ家・イラストレーター ぷみらHSS型HSP(刺激を求め外交的である一方で、感受性が強く敏感で繊細な気質)のアラサー看護師。Instagramでは、“気にしすぎ体験談”や“HSPあるある漫画”を描いています。失敗だらけだけど頑張って生きてます!
2023年02月24日小学6年生のぷみらさん、専業主婦の母親、父親、2歳の妹は、金銭的援助を受けるため、ぷみらさんの祖母(母方)と同居していました。ぷみらさんの母は、祖母や父とケンカばかり。母はいつも怒っているか泣いているかのどちらかで、家族同士の揉め事が絶えない毎日でした。小学校低学年のころ、母に「アンタのために頑張ってる。お母さんの味方でいてね」と言われていたぷみらさん。「お母さんにもっと笑ってほしい」という一心で、学校であったおもしろい話をしたり、祖母との仲を取り持とうとしたり、ぷみらさんは母を喜ばそうと試行錯誤していました。母の日に似顔絵をプレゼントした際、「絵なんかもらってもねぇ。もう少し、生活の足しになるものだったらよかったのに」と言われたぷみらさん。「母は何を望んでいるのか、母の“正解”は何か」と、自分の気持ちを置いてけぼりにして、母の望むことをしようとする癖がついていました。 そんなぷみらさんは小学6年生になり、ある日、学校で将来の夢について考える宿題を出されたのですが……。 将来の夢を母に伝えると… 小学校の卒業アルバムに、将来の夢を書くことになったぷみらさん。 「将来の夢かぁ……。誰かの役に立ったり、絵を書くのは好きだな……」 そんなことを考えたぷみらさんは、「まんが家さんかんごしさん」と書くことに。 その様子を見ていた母は、「何してるの?」とぷみらさんに尋ねます。 「卒業アルバムに将来の夢を書いているの」 「何書いたの?」 母に聞かれたぷみらさんは……。 「看護師さんと、マンガ家さん……!」 少し照れくさい気持ちで、自分の夢を母に伝えるのでした。 小学校の卒業アルバムをきっかけに、自分の夢について考えたぷみらさん。皆さんも、幼いころに自分の夢について考えるタイミングがあったのではないでしょうか。大人になった今、その夢を実現しましたか? それとも、違う道を進みましたか? もちろん、子どものころの夢を叶えることが、誰にとっても正解というわけではありません。将来的にどのような道を選んだとしても、一生懸命取り組みながら、家族や周りの人を大切にして人生を歩んでいきたいものですね。 著者:マンガ家・イラストレーター ぷみらHSS型HSP(刺激を求め外交的である一方で、感受性が強く敏感で繊細な気質)のアラサー看護師。Instagramでは、“気にしすぎ体験談”や“HSPあるある漫画”を描いています。失敗だらけだけど頑張って生きてます!
2023年02月23日7歳のぷみらさん、専業主婦の母親、父親、2歳の妹は、金銭的援助を受けるため、ぷみらさんの祖母(母方)と同居していました。ぷみらさんの母は、祖母や父とケンカばかり。母はいつも怒っているか泣いているかのどちらかで、家族同士の揉め事が絶えない毎日でした。「ぷみらだけは、お母さんの味方でいてね」と話す母。それに応えるように、ぷみらさんは母の愚痴聞きをしていました。そして、「お母さんにもっと笑ってほしい」と考えたぷみらさんは、学校であったおもしろい話をしたり、プレゼントをしたりと、母を喜ばそうと試行錯誤します。家族の中でも、完璧主義の祖母に目の敵にされていた母。祖母とケンカし、悲しでいた姿を目の当たりにしていたぷみらさんは、母と祖母の仲を取り持つため、「私が祖母と仲良くなれば、母との関係もよくなるかも!」と考えます。 外でいい顔をしていた祖母は、地域の人からの評判はよかったものの、家では地域の人たちを見下していました。そんな姿を見ていたため、祖母に懐くことはなかったぷみらさんですが、「母のため」と行動することに。誕生日が近い祖母にプレゼントを渡すため、何が欲しいか聞いてみると……。 「喜んでもらえた!」と安堵するも… 「ダイヤのネックレスが欲しいかな!」 笑顔で答える祖母に、「それは無理……!」と心の中でつっこむぷみらさん。 「もっと安いもので何かないかな……?」と尋ねると、祖母は「強いて言うなら、ボールペンかな?」と答えます。 お小遣いで買える範囲のリクエストに、張り切るぷみらさん。さまざまな文具店で、使いやすそうなボールペンを探し、祖母の誕生日を迎えました。 「おばあちゃん、誕生日おめでとう!」 プレゼントを渡すと、「ボールペン! わざわざ買ってくれたの? ありがとう」と笑顔を見せる祖母。 「よかった……! 喜んでもらえた……!」 祖母に自分のプレゼントを喜んでもらえたことで、母と祖母の仲が少しは改善されるかもしれないと、期待していたぷみらさん。しかし、その程度で2人の関係が変わるこはありませんでした。 そして、プレゼントしたボールペンはほとんど使われないまま、机の下に落ちていたのです。その後も、ぷみらさんは祖母に何度かプレゼントをしますが、使ってくれることはほとんどなく、そのうちプレゼントをしなくなるのでした。 祖母に「何か欲しいものはある?」と、誕生日プレゼントの希望を聞いたぷみらさん。たくさんあるボールペンの中から、使いやすそうなものを一生懸命、選びました。大切な家族に渡すプレゼントは、考える時間も楽しいですよね。皆さんは、家族にプレゼントをするとき、相手に「何が欲しい?」と希望を聞きますか? それとも、サプライズしますか? 著者:マンガ家・イラストレーター ぷみらHSS型HSP(刺激を求め外交的である一方で、感受性が強く敏感で繊細な気質)のアラサー看護師。Instagramでは、“気にしすぎ体験談”や“HSPあるある漫画”を描いています。失敗だらけだけど頑張って生きてます!
2023年02月22日7歳のぷみらさん、専業主婦の母親、父親、2歳の妹は、金銭的援助を受けるため、ぷみらさんの祖母(母方)と同居していました。ぷみらさんの母は、祖母や父とケンカばかり。母はいつも怒っているか泣いているかのどちらかで、家族同士の揉め事が絶えない毎日でした。ケンカをすると、「もういやあああ!」と泣き叫ぶことが多かった母。ぷみらさんは、その声が聞こえるたびに、母の愚痴を聞きに行くことが日課になっていました。「ぷみらだけは、お母さんの味方でいてね」と話す母。それに応えるように、ぷみらさんは母の話し相手になっていました。 家族の中でも、完璧主義の祖母に目の敵にされていた母。祖母とケンカして悲しむ母の姿を目の当たりにしていたぷみらさんは……。 母と祖母の仲を取り持とうと… 「どうすれば祖母と母が仲良くなるか……」 10歳のぷみらさんは、母を想い、毎日のように続く祖母とのケンカを解決する糸口を、探そうとしていました。 「おばあちゃんと仲良くなろう大作戦!」 自分が祖母と仲良くなれば、母との関係もよくなるかもしれないと、考えたぷみらさん。しかし、祖母は仕事や地域の社会貢献に力を入れていて、あまり家におらず、ぷみらさんが遊んでもらうこともありませんでした。 外でいい顔をしていた祖母は、地域の人からの評判はいいものばかり。しかし、「地域の人、本当にどんくさいの。私がいなきゃ何もできない人たちだわぁ」と、家では他人を見下す発言をしていた祖母。 祖母を反面教師として、懐くこともなかったぷみらさんですが、「私が母と祖母の間に入れば、何か変わるかも」と行動することに。 誕生日が近い祖母にプレゼントをするため、何が欲しいか聞いてみると……。 「ダイヤのネックレスが欲しいかな!」 笑顔で答える祖母に、ぷみらさんは開いた口が塞がらないのでした。 幼いながらに祖母に対し、「あんな大人にならないようにしよう」と思っていたぷみらさん。皆さんは、“子どもは思っている以上に、周りの大人のことをよく見ている”と感じることはありませんか? ぷみらさんが祖母に対して抱いた感情のように、子どもにとって反面教師にはならないよう、気をつけたいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター ぷみらHSS型HSP(刺激を求め外交的である一方で、感受性が強く敏感で繊細な気質)のアラサー看護師。Instagramでは、“気にしすぎ体験談”や“HSPあるある漫画”を描いています。失敗だらけだけど頑張って生きてます!
2023年02月21日