「今日は俺ん家へ行こう!」家に連れてきたお兄さんは、部屋に入るといきなり…<小学生トラブル>
フワリーさんは小学生のころ、せいちゃんというお友達とよく公園で遊んでいました。ごっこ遊びをすることが多かったのですが、小学校3年生のときの夏休み、近所に住む「らのくん」という中学生のお兄さんに声をかけられます。らのくんのことは名前も家も知っていたので、フワリーさんたちは自然と気を許していました。
俺の部屋おいで
公園で遊んでいたフワリーさんとせいちゃんに声をかけてきた、らのくん。
らのくんは「何して遊ぶ?」などと気さくに話しかけてくるので、フワりーさんたちもすっかり気を許してしまい、たびたび公園で遊ぶようになりました。
そんなある日──。
何度か遊んでいるうちに、らのくんと会えることが楽しみになっていたフワリーさんたち。ある日「俺ん家へ行こう」と誘われたときも、2人はワクワクしてその誘いにのってしまいます。
そして、らのくんの部屋に入ると、らのくんは部屋のシャッターを閉めました。
すると部屋は真っ暗に……。
らのくんは「怖くないよ、俺もそばにいるよ」と言いますが、暗闇が怖かったフワリーさんは帰りたくなってきました。
そんなフワリーさんに、らのくんは「明るくする代わりに俺のいうこと聞いてね」と言い出します。
◇◇◇
フワリーさんたちは、すっかりらのくんのことを信用して、家にまであがってしまいました。小学生の女の子を自宅に招いたうえ、いきなりシャッターを閉めて部屋を真っ暗にしてしまうとは……。
子どもを危険な目に遭わせないためには、「子どもだけで人の家に行ってはいけない」「行く場所は必ず保護者に言う、言ってない場所には行かない」など日ごろから伝えておく必要があるかもしれません。
万が一子どもに何かあった場合でも、保護者がすぐに行動できるよう、子どものことを把握できている状況にしておきたいですよね。