2023年8月30日 13:20
「友だちいなかったから…」毒親が見せた意外な行動。ブチ切れを寸止めして!?<ご近所トラブル物語>
庭野はなさんの娘・つむぎちゃんは、近所に住む同い年のサラちゃんと大の仲良し。サラちゃんの母親・リカさんは不倫をしていて、不仲な夫とは別居予定でした。理不尽にはなさんやサラちゃんを怒鳴ったり、責めたりすることがあるリカさん。「子どもたちの仲を壊したくない」という気持ちでリカさんと付き合いを続けていましたが、我慢が積み重なり、限界を感じていました。そんなとき、リカさんから子育てについての悩みを相談されます。リカさんには両親がおらず、小さいころから友だちがいなかったそう。そのため、子どもの気持ちや子育てというものがわからず、子育てに不向きだと感じていたのです。「サラちゃんの幸せを一番に考えてみたら?」とはなさんがアドバイスすると、「サラの幸せなんて、考えたことなかったかも」とひと言。
衝撃的な言葉にはなさんは絶句します。
はなさんとリカさんが話してるところに、声をかけたサラちゃん。つむぎちゃんにキーホルダーをもらい、そのお返しがしたいそう。しかし、家にお返しできるキーホルダーがありません。するとリカさんは、ふたつの人形が手を繋いでいるキーホルダーを眺め……そのキーホルダーを無理やり引っ張り、人形を真っ二つにしたのです。
驚きのあまり、声が出ないはなさんと子どもたち。「なになになに!? この人やっぱり頭が……」そんなことが頭によぎったはなさんは、リカさんを怒鳴ろうとしました。
するとリカさんは、「はい、これでふたり分」と子どもたちにキーホルダーを差し出し……。
子どもたちの沈んだ顔が一転…!?
「いいね、あんたたちは仲良くて。私なんて友だちいなかったから、ふたりがうらやましい」
つらい出来事が多かった自身の幼少期を思い、しんみりと話すリカさん。
「ひとつのものを分け合って、お互いに持ってるとか……憧れたなぁ」
そして、「どこにも売ってないネコちゃん! 仲良しの証ってのはどう!?」と、ふたつになったキーホルダーを合わせ、子どもたちに見せました。
すると、子どもたちは大喜び。目を輝かせ、キーホルダーを見つめます。
「ふたりとも大切に持っておくんだよ」