「私のイメージが崩れる」結婚を反対するインフルエンサーの義妹→動画炎上後、ファン離れが進んだ理由
「私の言うこと聞かないなら、今度はモザイクなしで動画に載せちゃうよ?」と脅してきました。
「動画をアップしたいならお好きにどうぞ。肖像権侵害で訴えるだけ」「そして今進めているスポンサー契約は白紙にさせていただきます」と私は堂々と伝えました。
義妹は私が突然スポンサーの話をしたことにとても驚いている様子。「小さいブランドからの依頼はたくさん来てたけど、最近大手化粧品会社のミドリ堂からも新商品のイメージモデルの依頼が来たんだから!」とまくしたてて伝えました。
そして、「その我が社の新商品のイメージモデルの話は白紙にさせてもらうね」と言いました。私はミドリ堂の広報部門の部長で、さらにミドリ堂の重役の娘でもあるのです。
新商品のテーマが「もっと美しく」であることから、たくさんの会議を重ねて義妹を起用することを決めたのは私でした。
「外見と一緒に内面も磨かないと美しくない」と伝え、焦る義妹を置いて、義妹以外のイメージモデルを選定するため、私はすぐさま会社に戻りました。
燃え上がる義妹
1週間後――。
私は宣言通り、義妹をイメージモデルから外しました。大型案件を白紙に戻され、動画も炎上気味。私に「仕事がどんどん減っていく」「ファンも『最近は美人自慢が多くてキツイ』と離れていく」と泣きついてきました。
義妹は謝罪動画を出し、兄との結婚も認めるから、代わりにイメージモデルとして起用してほしいと私に懇願してきました。
そこで私の彼が代わりに答えました。彼と彼はちょうど結婚式の真っ最中。
簡単な式を終えて、ウェディングフォトを撮りに向かっていたのです。
彼は、両親にも義妹にも結婚式のことを一切伝えませんでした。人の容姿を馬鹿にする義妹や、それを笑って見ていた両親との付き合いに限界を感じていたのです。
彼、つまり兄からの絶縁宣言に義妹は慌てふためきました。両親は義妹の収入をあてにして早期退職したのですが、肝心の義妹の収入が炎上により激減。息子や私の収入がないととてもやっていけない、と追いすがってきたのでした。
しかし、彼は「お前にはそのご自慢の顔があるだろう」