「エアコンは不要!節約!」社内をパトロールする同僚→「何をしてくれたんだ!」社長が激怒したワケ
しかし翌日、意気揚々とフロアのパトロールをする彼女に向かって、社長は「君、一体何をした?!」と強い口調で言いました。普段温厚な社長の怒った顔を見たのはこれが初めてです。
どうやら、亡き奥様から贈られて大切に育てていた鉢植えの木が、社長の出張中に空調を勝手に切られたことで枯れてしまったそう。大切に水をやったり剪定したりしている姿を見ていたので、私も悲しくなってしまいます。
同僚は過度な節約の強要は絶対にしないようキツく言われ、厳しい取り締まりは終わりを迎えました。
残念すぎる結末
幸い枯れたと思っていた大切な木は、植物のプロに相談しながらお世話を続けた結果、少しずつ元気を取り戻しているようです。社長に寄り添うように、今日も社長室に置かれています。
そして、せっせと電源を切ってまわっていた同僚でしたが、わが社の設備の場合、こまめにオンオフすると余計に電気代がかかったようで、ちっとも節約になっていなかったようです。
あまりに残念な結末に、苦笑いしかありませんでした。
何事も、やりすぎには注意が必要です。自分ではよかれと思ってやっていることでも、まわりに迷惑をかけていないか、冷静になって判断しなくてはなりませんね。
著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班