「断らないでよ」仲良しのサインすら忘れられレス続行。夫の言動に苛立ちを抑え切れず<レス夫婦>
結婚3年目にして、性生活が無くなってしまった小日向あすかさん。あすかさんから夫を誘うも断られる日々が続きます。「どうすれば元の2人に戻れるんだろう?」と頭を抱えていたある日、突如タイムリープの力を手に入れ…。
念願の部署へ移動し目まぐるしい毎日を送るあすかさん。仕事に家事に疲れ果てたあすかさんは帰宅後、うたた寝をしてしまいます。
すると「お前とはもうできない」と夢の中の夫に拒絶されてしまいます。 あまりの衝撃に目を覚ますと、そこには帰宅した夫の姿がありました。
夫を見て欲情したあすかさんは「今夜しない?」と誘うも玉砕。
今日も抱かれることなく、1人寂しく眠れない夜を過ごすのでした。そして朝を迎え、寝不足のあすかさんの元に前日に購入した怪しげな精力増強剤が届き……。
そのパンツ……
朝の準備に追われる夫。そのとき、夫のパンツに目が止まるあすかさん。夫が穿いているパンツは「今夜仲良くしよう」という2人のサインでした。
「このパンツ穿いといて断らないでよ!」と猛反発するあすかさん。しかし、なんのことかわからない様子の夫。その姿を見て、夫にとっては忘れてしまうくらいどうでも良い普通のパンツになってしまっていたことにショックを受けます。パンツの意味を思い出した夫は、ばつが悪そうに穿き替えるのでした。
虚しさから泣き出してしまうあすかさんの姿を見て面倒くさそうにする夫。
「申し訳ないけど今はお前とはする気になれない」と言葉を残し仕事へ向かうのでした。
苛立ちを抑え切れず、今朝届いた精力増強剤を投げつけ当たり散らす始末。栄養剤みたいなものよね?と飲むと突然呼吸ができなくなり苦しみ出すのでした。
◇◇◇
「疲れたから」という言葉を聞いただけで、深く理由を知ろうとしないのは大切なことを見過ごしているような気もしますよね。ただ性生活をすることに必死にならず、夫婦の価値観を合わせることが必要なのではないでしょうか?お互いが傷つかないためにも、2人が納得できる解決策を見つける話し合いができるといいですね。
著者:マンガ家・イラストレーター 海山テツ子
「急になんなの?どういうつもり?」夫の急激な変化に戸惑う妻。機嫌がいい理由は…<レス夫婦>