子供2人目の妊娠・出産はいつがベスト? ~2歳差のメリット・デメリット~


しかし、次第に下の子の「自分はお姉ちゃんと同等なんだ!」という意識が強くなり、喧嘩も度々勃発。忙しい時に「ねーねが、●●したー」という言いつけはしょっちゅうです。きょうだい喧嘩が多いのは、年齢が近い分諦めたほうがいいのかもしれません。

時には「もう嫌い!」と言うこともありますが、そこは姉妹。数分後には笑い合っていたり、ママがいない時は、お姉ちゃんがよく妹の面倒を見たり、お互い頼りになる存在のようです。年齢差の近い同性のきょうだいは、激しく争うところと妙に仲良しなところとが混在しているように感じます。

1~2年前からは、姉妹揃って同じ習い事をしています。お姉ちゃんがもともとやっていた事に妹も加わった、という形です。
妹にとっては、お姉ちゃんがいる! というだけでとても心強く、すんなりと環境には溶け込めたようです。しかし、最近になって、「お姉ちゃんとは別の習い事をしたい」とも言い出しています。

2人別々の習い事となると、お金や時間もかさみますし、ほかにお姉ちゃんだけが単独でやっている習い事の時間にも、うまく合うかどうかが問題です。

それぞれ得意なことや好きなことは違うので、できればそれに合った部分を伸ばしてあげたい、という気持ちはあるのですが、実際姉妹がまったく別々の習い事をするとなると…親としてはちょっと大変です。

【5歳と3歳/異性(上:男の子 下:女の子)の場合】
上が男の子でかなり甘えん坊だったので、下の子ができた時は、赤ちゃん返りなどを心配していました。最初は、上の子もまだオムツだったので、2人分のオムツ替えがとても大変…。外出時の荷物は大量ですし、オムツもしょっちゅう買いに行っていたような気がします。

上の子は案の定、赤ちゃん返りもあり、妹に対してやきもちもいっぱい焼きました。
周囲に相談して、とりあえず「一番大事なのは○○くんだけど、妹はママがお世話しないとごはんも食べられないし、ねんねもできないからね」と終始言い聞かせて、なんとか納得してもらっていました。

お兄ちゃん意識が芽生えたのは、幼稚園に通うようになってからです。周りのお友達にもきょうだいがいる子が多く、園行事等で妹を連れていくと「僕にも妹がいるよ!」と、本人も誇りに思ったようです。

妹がお話できるようになるまで成長すると、すっかり優しいお兄ちゃんになりましたが…。今度は逆に妹が、お兄ちゃんをリードするようになり、現在お兄ちゃんはほぼ妹の言いなりです。

小さくても、女の子は世話焼きなんですね。今では妹につい、「これからもお兄ちゃんのフォロー頼むね」と言いたくなるような関係になっています。

2歳差となると、小さいうちはやはりとても大変なことが多いよう。
しかし、年齢が近い分、喧嘩する相手、えらそうにする相手、一緒に遊ぶ相手、頼る相手…と、成長とともに、さまざまな関係性をきょうだい間で築いていけるというメリットが大きいように感じました。

次回は、3歳差の子を持つママのお話をご紹介します。

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