■「欲しい」気持ちを温める期間を持ちましょう誕生日やクリスマスなど、高価なものをプレゼントする時期は年に2回くらいがちょうどよい、という点には、もう1つ理由があります。「●●が欲しい!」と思ったら、ある程度その気持ちを温める期間を持つことが大切だからです。
ずっと「欲しい」と思っていたものを得た時の達成感と喜びは、大人も子どもも同じです。すぐに買ってもらうよりも、気持ちを温めてから買ってもらったほうが、喜びが何倍にもなり、買ってもらえた感謝の気持ちが募ります。
この気持ちを経験することで、普段からむやみに何かをねだるということが減っていくことでしょう。そして、ほかのことに対しても自分で目標を設定し、挑戦・達成していく感覚を育てるきっかけにもなるでしょう。
■めったに買ってあげない分、子どもにプレゼントするときは全力で演出!プレゼントをする時は、ママやパパも思いきり、子どもの嬉しい気持ちを盛り上げましょう! たとえば、クリスマス。サンタさんからのプレゼントという設定なら…。
・クリスマスの朝は、玄関や寝室のドア・窓をあけておく(サンタさんが来たように見せるため)
・かき氷で作った氷(雪)を窓のサンに積もらせて、英語の手紙とプレゼントを置いておく(さらに演出にこだわる場合はフィンランド語の手紙でもよいでしょう)
・サンタさん宛てに用意したお菓子や飲み物を、いかにもサンタさんが食べたり、飲んだりした形跡にして、プレゼントを置いておく
・玄関にプレゼントをあらかじめ置いておき、トントンとパパがドアをたたく音を鳴らす
こうした演出は、大人になるまでずっと、嬉しい思い出として残るでしょう。このほか、誕生日の演出も、最近では凝ったものがたくさん紹介されています。
<参考>
http://www.hapiba.com/party/start_kidsparty.html(Happy Birthday Projectより)
バースデープランナーという方がいて、おすすめの演出方法やアイテムを書籍や講座で紹介してもいますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
プレゼントをあげるタイミングを考えるとともに、メリハリをつけたプレゼントの仕方をすることで、子どもにとってより楽しい記念日の時間を過ごすことができるでしょう。
国際バカロレア初等教育プログラム導入幼稚園。3つの特徴と3つの教育効果。