赤ちゃんの昼寝を長くする方法。月齢別の目安や向き合い方のコツ
お昼寝をしない赤ちゃんもいる
この通りなら悩むこともないのですが、まだまだ眠ることを練習中の赤ちゃん。お昼寝が予想通りにいかないことはよくあることです。そもそも、眠りの目安は「おおよそのもの」と考えてください。
2004年にアメリカで行われた1473人の子どもを対象とした睡眠に関する調査では、お昼寝の回数が先ほどの目安に当てはまらない子どもがいることが示されています。
例)生後0~2カ月の赤ちゃんの場合
・お昼寝を1回もしない赤ちゃん 約5%
・お昼寝が1回 約5%
・お昼寝が2回 約15%
5%と言うと少なく感じるかもしれませんが、人数にすると約20人に1人はお昼寝が0回や1回。意外と多いのではないでしょうか?
生まれたばかりの赤ちゃんやお昼寝を1回もしない赤ちゃんでも、その先ずっとしないというわけではなく、眠ることに慣れてくるとするようになる場合もあります。
ですから、「眠りの目安」「今日のお昼寝の時間」「周りの赤ちゃん」というキーワードばかりに目を向けず、「ここ1週間くらいの夜の眠り」「日中活発に動けているか」など少し大きな視点でわが子の眠りを見ることが大切です。
後編では、ママと赤ちゃんでお昼寝のリズムを探す大切さについてお伝えします。
長い? 短い? 知っておくと安心する赤ちゃんの昼寝のこと~後編