オムツの外し方から話題の出産法・ヒプノバージングまで 「いっしょにママになろう」取材レポート 【後編】

2015年12月19日 06:15
 

古屋江美子 ライター
古屋江美子


「手づかみ食べは大事!」離乳食のヒント

さくらキッズ栄養士の井上美穂さんからは、離乳食の進め方について話がありました。離乳食はうまく進められないと、イライラしたり、悩んだりしがち。でも、子どもの様子をよく観察しながら進めていくと、子どもたちは「食べることは楽しくて嬉しいな」と思ってくれるようになるそうです。

井上さんのアドバイスのなかから、悩みがちなママのヒントになりそうなポイントをいくつかご紹介します。

手づかみ食べはとっても大事
・中期以降の栄養バランスは、2~3日のなかで取れているくらいでOK。
・離乳食の時期の手づかみ食べは大事。食べる意欲が生まれ、食べ物に興味が出てきたということ。スプーンで食べさせてあげるだけだと、食材の重さや固さを感じられない。
・一度食べなかった食材も、あきらめずに再挑戦を。子どもの気分や体調もあるので。あげるときは「どうせ食べないだろうな」と思いながらあげると子どもに気持ちが伝わってしまうので、ママも気持ちをリセットして「おいしいよ」と声がけしながら。
・ドロドロなものを食べないからといって早く固形物に移行しても、上手に咀嚼(そしゃく)ができていないと本来の食べ物の味がわからないことも。子どもの様子をよく観察することが大切。

キャサリン妃の出産でも話題になった「HypnoBirthing(R)(ヒプノバーシング)」とは?


イベントでは専門家による講座もありました。ハリウッド女優のジェシカ・アルバさんやイギリスのキャサリン妃の出産準備法として話題となった「HypnoBirthing(R)(ヒプノバーシング)」について紹介してくれたのは、ヒプノバーシングジャパン代表公認プラクティショナーの龍野恵里子さんです。

HypnoBirthing(R)(ヒプノバーシング)とは、アメリカ生まれの出産準備メソッド。「催眠=深いリラクゼーション」のテクニックを使って、自然でお母さんと赤ちゃんにやさしく穏やかな出産をするためのプログラムです。

ベースになっているのは、1920年代に活躍した産科医ドクター・グラントリー・ディック・リード氏が提唱したFTP理論。ドクターいわく、「恐れや不安、緊張がなく、ハイリスクな妊娠でもない場合出産は痛みをともなわない」のだそう。つまり「お産は痛くて苦しいもの」という思いが、痛いという現実を作っているというのです。

「さかのぼると2世紀の終わりごろから、ヨーロッパでは女性侮蔑の歴史が始まったといいます。出産が女性を支配する道具になり、抑圧の手段として文化のなかに組み込まれていきました。支配する側からすると、トラウマを作って恐怖で思考停止させると管理統制がしやすい。そのため、トラウマとなるようにお産は痛くて苦しいものに変えられ、人々の意識に深く浸透していったんです」と龍野さん。

現在でもお産に対する恐怖心を持っている人は多いですが、本来は深淵なる命が誕生する宇宙的なもの。そこで、リラクゼーションのスキルを身につけ、痛くないお産ができるよう、出産に向けて心と体を整えていくのが、このHypnoBirthing(R)(ヒプノバーシング)。自然なお産をしたいという妊婦さんから注目を集めているメソッドです。

副作用のないレメディーで心身の不調を整える「ホメオパシー」


第4回目のイベントでは、ホメオパス(ホメオパシーの専門家)の関口裕季子さんから、ホメオパシーの説明がありました。ホメオパシーは、約200年前にドイツの医師サミュエル・ハーネマン氏によって確立された副作用のないやさしい医療です。

ホメオパシーの原理は「似たものが似たものを癒す」というもの。たとえば、一般的にやけどは冷やすのが常識ですが、ホメオパシーだと、なんとお湯につけるそう。関口さんいわく、「やけどは熱のエネルギーが体内に入ってしまって出ていかない状態。やけどの表面が熱をもっているのは熱を外に出そうとしているから」。水につけると、外に出ようとする熱にふたをしてしまうことになるため、ぬるま湯につけるのだそうです。

ホメオパシーは、そのとき問題となっている一部の症状をみるだけでなく、体と心の全体をみるのが特徴。もともとセルフケアとして確立されたものではないものの、用法要領に留意しつつ、風邪やお腹の調子が悪いときなどのセルフケアに活用している人も少なくないそうです。

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