産後の母乳マッサージのやり方
産後は母乳マッサージを行いましょう。乳房の血行を促進することで母乳の出を良くし、スムースな授乳を行うためです。
ママの心の状態や体調によっては母乳の出が悪くなる場合もあるので、その際もマッサージを行ってみましょう。
乳房ケア
1 マッサージを行なわない乳房側にある手で、下から、マッサージする乳房を支えます
2 1の手の上から反対の手をのせ、斜め上内側に向かって軽く押します
3 1~2を同様に行います
母乳マッサージのやり方としては、下から上に持ち上げたり、斜め上に持ち上げたり、下からゆすったりするのを数回繰り返します。上手に行えば、乳腺の緊張もほぐれて、母乳の出がよくなります。炎症が起きているときなどは、もみほぐさないように注意してください。
またママによっては、母乳が出すぎたり、乳腺が狭かったりする場合があり、詰まった母乳がしこりとなって現れる場合があります。しこりが確認できる場合は、しこりがあるほうの乳房から授乳し、赤ちゃんに飲んでもらうようにしましょう。
母乳のつまりを悪化させないために、授乳後に余った母乳は搾乳して捨てることも有効です。
悪化すると、母乳が乳腺に詰まって炎症を起こす乳腺炎になることもあります。