梅雨時期も楽しく過ごしたい! 子どもとできる“外”or“室内”遊び6選
■梅雨を楽しむ! 雨の日の『室内』遊び
・ビニール袋で楽器を作るシャカシャカ遊び
子どもは工作が好きですよね。小学生以上になれば、ラキューやレゴ、プラモデルなどでも楽しめますが、未就学児の場合は粘土を使う、絵を描くのが精一杯ということも。
そこで、ビニール袋に新聞や広告の細切りをたくさん入れて、シャカシャカ楽器をつくってみましょう。ハサミを使える子は細く切ってから、使えない年齢の子はビリビリに破いてからビニール袋に入れます。子どものストレス発散になるうえ、“音がなる”ということにとても喜びを感じるようです。
もし、ご自宅に少し大きめのビーズなどあれば、ペットボトルに入れてキャップを締めるだけで、かわいい楽器の完成です。色を塗ったり、折り紙などを貼ったりしても楽しいですよ。
・風船を使ってバレーボール
子どもはもちろんのこと、親も楽しんでできる遊びです。
ご兄弟がいればより楽しいかもしれませんが、ママと子どもの1対1でもいろいろなパターンで遊べます。
風船を使うのでマンションでも下に響きませんし、テレビやガラスに当たっても割れる心配もありません。ただし、子どもが滑ってケガをしないよう、裸足にならせたり、周囲に物を置かないよう気をつけたりといった配慮は必要です。
・親子でじっくり向きあえる時間を楽しむ
雨だからこそ、子どもとふたり、DVD鑑賞や読みきかせ、カルタ、迷路などでじっくり向きあえる時間をつくりましょう。
たとえば、図書館で昆虫や動物の本を借りて読んだあと、BBC放送のネイチャービデオを親子で見るのもおすすめです。子どもは弱肉強食の世界や、動物の赤ちゃんに対して興味を持ちます。
そういったジャンルであれば、親も楽しく見ることができます。子どもとふたりで「わぁ、すごいね~。
かわいいね!」など、感情の共有をしてみましょう。
雨の日だからこそ、気をつけておきたいこと
雨の日の楽しさだけではなく、命に関わることをきちんと教えておきましょう。
たとえば、雷がなったとき、
- 木の下での雨宿りはとても危険であるということ
- 雨が降っているとき、または降ったあとの川には絶対に近づいてはいけない
- 雨風が強いときは、看板の下や工事中のビルの下をなるべく通らない
- 雨の日はイライラしている人が多いので、傘のしずくを人につけたりしないように注意すること
など、その都度きちんと教えこんでいってあげてください。
■ママの疲れを癒やすには?
とにかく自分にご褒美を与えましょう。おいしいお酒をゆっくり飲むもよし、バブルバスに入ったりマッサージに行ったりするもよし。人としゃべることも大切ですので、親しい友人とお茶をするのもいいでしょう。
「そんな時間がない!」という場合もあるかもしれませんが、そんなときは、子どもの小さいころの写真を見ると、心が落ちつき癒やし効果がありますよ。
ジメジメした梅雨の長雨も、子どもとじっくり向きあえる大切な時間に変換したら、あっという間に梅雨が明けてしまいそう。子どもと一緒に“雨の日の思い出”をたくさんつくってくださいね。
●取材協力:エキサイトお悩み相談室
岡本れい子(おかもとれいこ)先生