自由研究のヒントにもなる!? 身近な虫を子どもと観察しよう

トンボやセミ、チョウといったおなじみの虫が成虫になり、姿を見せてくれる夏。虫の成長を間近で見ることができるスペシャルシーズンです。

目次

・どこでみつけたらいいの?
・「自然は厳しい」も学びのひとつ


昆虫を観察する子ども

© gamelover - Fotolia.com



ふだん通りすぎてしまう場所も、よく目を凝らしてみてください。お子さんと一緒に虫を観察しながら歩くのも楽しいものですよ。自由研究のネタがまだ決まらない…というお子さんには、何かヒントが得られるかもしれません。

■どこでみつけたらいいの?

夏、公園に行くと木の根元など土に小さな穴が開いているのを見たことがありませんか? その穴はセミの幼虫が出てきた穴かもしれません。

「これはなんの穴だろう?」と子どもに声をかけ、興味を持たせてもいいですね。セミは夕方になると土のなかから歩いて出てきます。
公園で遊んだときは、帰る前に木の根元をチェックしてみてください。

少し時期はずれてしまいましたが、トンボは、幼虫のころはプールや池など水のなかで過ごします。生活科の授業では学校のプールで幼虫を探すこともあるくらいです。何回も脱皮を繰り返しながら、だんだん大きくなっていきます。7月ごろに羽化し、成虫となって飛びまわります。

この時期によく目にするアゲハチョウは、幼虫のときはミカンやゆず、山椒などミカンの仲間の木にいます。アゲハチョウを見かけたときに、話題にしてもよさそうです。


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