怒りんぼうママは卒業 子どもへのガミガミが止まらないときの対処法
■ぬいぐるみを通して語りかける
イヤイヤ期以降の子どもはけっこうガンコ。ママとしてはダメなことはダメと伝えたいのに、真剣に注意すればするほど心を閉ざしてしまうこともあります。
お互いに意地の張りあいになっておさまらないときは、いったん、ママの口からしかるのをストップしてみましょう。近くにあるぬいぐるみを手にとり、「ママの言うことを聞いてあげて!」と、ぬいぐるみがしゃべっているような口調で語りかけてみてください。
本当は声を出しているのはママなのですが、小さな子どもは純粋なので、そんな演出をするだけで簡単に心を開いてくれることがあります。ぬいぐるみの口を借りて間接的に話した方が、ママも言いたいことを伝えやすいかもしれません。
■子どもを抱きあげる
ガミガミ言いすぎて雰囲気が悪くなっている、子どもが心を閉ざしていると感じたら、抱きあげるのもおすすめです。膝に抱いて話すと、自然とやさしい口調になりますし、子どもの態度も少しやわらかくなるはず。
抱きあげたとたんに子どもがエーンと泣きだしたら、「よしよし」と抱きしめて、ママも素直に怒りすぎたことを謝りましょう。
子どもを過剰にしかると、ママのエネルギーも消耗しますし、「あー、今日も怒りすぎちゃった」と自己嫌悪におちいりがち。高まった感情をおさえる方法や空気を和ませる方法を知っておくと、より楽しく、ストレスなく育児を楽しめるのではないでしょうか。
あなたの子どもの『考える芽』を育てる3つの方法。教室での10年で気づいた大切なこと