2017年5月31日 04:00|ウーマンエキサイト

方程式を捨てよ! 「量」と「味」を間違わなければOKなお弁当作り【21時30分からのパパ会 Vol.3】


実際、周りの働くママの話をきいていると、みなさんこうしたお弁当情報はまめにチェックしていて、けっこう影響を受けている。「私も頑張ってお弁当を作らなければ!」と思っちゃうママがけっこうな確率でいる。弁当作りに手間ひまを惜しまないこと=愛情のパーセンテージといった図式で捉えちゃうママが少なからずいて、その呪縛にはまっていって苦しんでいる人けっこういる気がするんですよね。

というのも、私の妻もその呪縛に入りそうな雰囲気があったんです。わが家の場合、もろもろの家事負担率から判断して、ベースとして妻がお弁当は作ることになりました。本人には失礼に当たるかもしれないのですが、彼女、必要以上に頑張るタイプでも決して凝るタイプでもない。

けれど、弁当だけは当初、ものすごく充実させようとしたんです。なぜかは、よくわからないんですけど…。
こっちとしてはたかだかお昼の一食ですから、どうにでもほかで調整つくじゃんと思うのですが、肉と野菜のバランスとか、彩で必ず赤や緑を入れないといけないとかなんかあれこれと頭を悩ませている。結果、毎日おかずを5品ぐらい用意しようとするから、お弁当期間中はなんと朝の4時から台所でガタゴトしているんです。

その努力はもちろん称えたい。でも、それが報われるかというとそうとは限らない(笑)。しかも、子どもって親の努力はなんのその、「もっと品数を抑えて、メインのおかずの量を多くしてほしい」とか、「あのおかずとあのおかずだと後味が悪い」とか、いっちょまえなこと言うんですよ。

これもあくまで個人的な見解ですけど、自分もお弁当作りを経験してみて思うのは、子どものお弁当って「味」と「量」さえ間違わなければOK。そこさえ押さえておけば、子どもはだいたい満足してくれる。

世間のママたちに「いい加減すぎる」とおしかりを受けるかもしれませんが、お弁当作りってそれぐらいの楽なスタンスで作ればいいんじゃないかと思うんです。
もちろん得意な人もいると思うので、それは否定しないんですけど、みんながそこを目指す必要はまったくない。

僕から見ると、働くママさんが到達しようとしているお弁当のクオリティ高すぎです!!できる範囲でやりましょうよ。そうすると少し気分が楽になって、苦痛じゃなくなるんじゃないかなって思うんです。

ちなみに、私の妻は彩だけはいまだに凝っていて、必ず緑の野菜を入れたり、プチトマトを入れたりしていますが、娘が食べてみたい弁当は、照り焼きチキンだけがぎっしりつめられた茶色いお弁当のようです(笑)。

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