2017年8月23日 06:00|ウーマンエキサイト

わが子に叱咤激励する親も! 親の習いごと熱に父の結論【21時30分からのパパ会 Vol.5】


どうも、人から後れをとることは“負け”みたいな風潮になってきている。“みんなが行かせているから、自分のところも行かせないと”という勝手な競争を勝手にスタートさせている。これって果たして、子どもためというよりむしろ親の都合になっているのではないかとはたと感じるんです。

夏休みでいえば、サマーキャンプとかもこれに当てはまります。“みんな行かせてるから、うちの子も行かせないと”という気分にだんだんなってくる。行った子どもを見るとちょっと大人になっているような気がして、“自分の子も”といった気分になりがち。なんかこういったスクールや習い事って、子どもの可能性を広げるためのもののような気がするんですけど…。

いまどちらかというと、わが子がほかの子に比べ、先をいっていることの証明というか。
親がわが子がほかの子に後れをとっていないか? 後れをとっていないことを証明する単なる安心材料になってしまっている気がしてならないんです。

そしてある程度のレベルに達してくると、今度は“ここまでやってきたんだからもっと高みを”と親の願望がのっかってきてしまっている。果たしてそれでいいのかなと……。

勉強もスポーツも小さいころからするのは悪いことではないと思います。ただ、横並びでみんな乗り後れないために通わせてしまうのは、どうなのかなと。もうちょっと子どもの自主性や望んでいることに耳を傾けてあげてもいいのかなという気がするのですが……。

プールで延々と泣き続けている子を見ると、“なんだかな”と思うんですよね。

みんながスクールに通わせているから、“うちの子も通わせないとまずい”と焦っている親御さんがいらっしゃったら、正直こういいたいです。
“学校のプールの指導ではじめて泳げるようになっても決して遅くはない”と。そんなものです。無理にやらせる必要はまったくありません。

現在、わが子はいまや親よりも速く長い距離を泳げるようになっています。しかもクロール、平泳ぎ、背泳ぎ、バタフライすべてこなす。しかし、スイミングの講習と学校のプールの授業は別、それはそれで真剣に取り組んで、上の級にいけるように頑張るように常に夏になると言い聞かせています。

ただ、学校の検定は検定でけっこうハードルが高いらしく、なかなか合格できない(笑)。それはそれで屈辱らしく、今年は学校の夏休みのプールはいけるところは全部行くと息巻いています。

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