情報過多な時代だからこそ、子育てにおいて一番大切にしたいこと
子育ての情報って、たくさんありますよね。特に、いまのお母さんたちは、当り前のようにパソコンを使うでしょ? 集めようと思えば、いくらでも情報が入ってくるみたい。
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いろいろなことを知るのは一見、いいことのように見えるけど、そればかりじゃないと思うのよ。情報が多すぎて何を信じればいいのかわからなくなる、という面もあります。
でも、これは当然よね。だれだって子どもには、幸せな人生を歩んでもらいたいもの。
親としては、できる限りのことをしたいと思うはずです。そのため、たくさんの情報を仕入れて子育てに活かそうと頑張るのよね。
でも、子育てには正解がありません。こういう育てかたをすれば絶対に大丈夫、なんていう答えはないのね。
子どもたちの性格も環境も、ひとりひとり違うし、親が子どものためを思ってしたことが子どもをダメにしてしまうこともある…。日々、子どもと一緒に悩みながら育てていくしかないと思うのよ。
いまは、社会自体がいろいろ複雑になってしまったうえ、変化のスピードも早いでしょう? 昔のような素朴な子育てが通用しなくなってきていると思うの。
たとえば携帯電話。もちろん昔は、そんなものありません。でもいまは、子どもが持っていて当り前。
携帯電話を子どもに持たせるのか、持たせるべきでないのか、親が判断しなきゃならないわよね。
携帯電話の良い面と悪い面を比べてみて、自分の子どもに必要なものかどうか、きちんと考えて答えを出さなきゃいけない…。このように、例をあげたらキリがないくらい、現代特有の悩みがいくらでも出てきます。