お説教は後回しにして、子どもに共感することの大切さ
でも、家事のあい間のちょっとした時間に子どもの話を聞くだけなら、できるんじゃないかしら? 親は「へぇ」「ふ~ん」「そうなんだ」などの相づちを打つだけにして、子どもがいっぽう的に話すのを聞いていればいいんです。
子どもに意見を求められたら答えるくらいにしておいて、なるべく口をはさまないこと。特に、否定的な言葉は禁物よ。子どもの話を聞いていると「こうしたほうがいい」とか「それは違うんじゃない」など、ついお説教をしてしまうお母さんも多いわよね。
もちろん、子どものためを思ってのことでしょうけど、子どもが求めているのは「正しい意見」ではなく「共感」です。親に自分の体験を共有してほしいのね。注意したいことがあったら後で言うようにして、とりあえず話を聞くことに専念してください。
人に共感してもらうと元気が出るのは、大人も同じよね? 大好きなお母さんに共感してもらうことは、子どもにとって何よりも嬉しいことなのよ。
親として間違いを正すのは当然だけど、お説教は後回し。
まずは共感できるところを探して、一緒に楽しんで聞いてあげてちょうだいね。
1年グラフ付【2018年~2019年/恋愛・結婚・仕事・財・転機】新宿の母