朝一番の幸せスキンシップ「気持ちいいね!」親子で“ふれあいマッサージ”
6 腕を真ん中から外に向けて開くようにさすります。
♪ゴシゴシ、ゴシゴシ
7 うつぶせにして背中とおしりをさすります。
8 背中からおしりにかけてぱこぱことタッピングしてあげましょう。
※写真では手袋が使われていますが、アーユルヴェーダでは絹手袋を用いて乾布摩擦するセルフケアが伝承されています。
9 最後は子どもが大好きなくすぐり遊びでしめましょう。
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大坪先生によると、お母さんはもちろん、お父さんが子どもにやってあげるのもおすすめとのこと。
「お母さんとお父さんでは『おはよう』と声かけるのでも、子どもの反応は変わります。子どもにとって安心・やすらぎの存在であるお母さんに対して、お父さんは社会性を感じる存在。朝にお父さんが声をかけて触れてあげることで、子どもはパッと目覚めのスイッチが入ります」(大坪先生)
赤ちゃんからお年寄りまで、何歳になってもできる「ふれあいマッサージ」。少し大きくなった子どもには、「おはよう」と声かける時にちょっとさすってあげる程度でもOK。代謝を上げるので、朝起きれなくなる思春期にもおすすめです。
■「朝からふれあいマッサージ」で生活リズムをととのえる
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子どもの目覚めをよくする「ふれあいマッサージ」ですが、子どもだけでなく、親の体、心にまで次のような好影響があるそうです。
1 親子のかかわりを深め、親子間で安心や安定が生まれる。
親子で楽しくふれあうことで一日の楽しいスタートが始まり、自立神経のバランスもととのうでしょう。
2 子どもへの理解が深まる。
毎日触ってあげることで、子どもの体調や気持ちの変化もよくわかるように。
3 親子のセルフケア力を高める。
親が子どもの体を意識してあげることは、子ども自身も自分の体の状態に関心を持つようになり、結果として自分に対してのセルフケア力もアップ。
「子どもの成長をうながしたい」「子どもとの生活リズムをどうしたらいいのか」「親子のコミュニケーションを楽しみたい」などと考えていたら、ぜひ試してみてください。
取材協力:
NPO法人子育て支援グループ
amigo
世田谷区松原を拠点に 2001年から「産前産後」に特化して活動、2014年5月より特定非営利活動法人に。“一緒に楽しく子育てしようよ!”を合言葉に、助産師や保育士と連携しながら、生まれてくる子どもたちとその親が、地域の温かい人間関係の中で支えられ、すこやかに成長していくことができるよう、出産・育児を支援。
本マッサージは「あみーごのよみものnagi2」に掲載されており、amigoネットショップにて購入可能です。
取材・文/まちとこ出版社 石塚由香子
完璧な母でも妻でもない… でもそれを認められるようになった自分が好き【謎の痛みで救急外来に駆け込んだ話 Vol.66】