■名付けのタイミングはいつがいい?
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名付けのタイミングはさまざま。妊娠したときや性別がわかったとき、生まれた瞬間、生まれてきてからじっくりなど、名付けのタイミングはさまざま。なかには、妊娠する前から、子どもに付けたい名前を考えていたという人もいるのではないでしょうか?
ここでは、妊娠したとき〜生後落ち着いてまでの4つのタイミングそれぞれで名付けたときの注意点やポイントをご紹介します。
▼妊娠がわかったとき
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妊娠していることがわかったときから考え始める子どもの名前。まだ性別がわからないので男の子バージョンと女の子バージョンの2とおりを考えたり、どちらにも使える名前を探してみたりと、夢がどんどん膨らんでいく時期です。
とくに妊娠したての頃は、子どものいる生活や子ども自体のことも現実的に考えきれないことも多いので、あれこれ妄想しながら自分の好みで名前を決められます。
一方で、性別もわかっていない時期に女の子の名前ばかりを考えていたら、生まれてみたら男の子で「せっかく考えた名前が使えない」なんてことも。ただ、この時期から考えていると、あれこれじっくり調べて考えられるので、漢字の意外な意味やパッとは思い浮かばなかった“いい名前”が出てくることもあります。
また、おなかの中にいるときから名前で呼ぶこともでき、出産時にはすっかり名前に愛着が湧いている可能性も。
いずれにしても、まだ出産までは間があるのでひとつひとつゆっくりママとパパとで相談しながら考えていくようにするのがポイントです。
▼性別がわかったとき
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妊娠したてのころにはまだ性別がわからないから名前までは考えていなくとも、性別が判明したタイミングで検討し始めるケースも多くあるでしょう。性別がわかっていれば「せっかく挙げた候補は男の子用/女の子用だから使えない」ということにもなりません。
ただ、妊娠中に判定される性別はよほどエコーにしっかりと写っていない限り、間違えている可能性もあります。男の子/女の子と先生に言われたからと、その性別を信じ切っていると出産時にまさかの展開になることも…! まだこのタイミングでは、念のため判定された性別ではないパターンも考えておくと安心です。
▼生まれた瞬間や顔をゆっくり見たとき
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事前に「この名前がいい」と決めていても、実際に子どもの顔を見たら全然違った…、という話はよく耳にします。生まれた瞬間や子どもの顔をゆっくりと見たときのインスピレーションで決めるのもいい方法です。
ここまで明確には名前を決めずなんとなく「この漢字を使いたいな」、「こんな名前がいいな」と考えていたのが、赤ちゃんの顔を見たこのタイミングで決定することもあるので、名前候補を頭の片隅でも置いておくのがおすすめです。
▼落ち着いてから
出産直後は慌ただしく、また出産で消耗した体力の回復に努めているうちに退院の日を迎えてしまった、というケースもよくあります。自宅や実家に帰って落ち着いてから、あらためて子どもと向き合って名前を決めるというのもいいものです。
落ち着いてから決めれば、ゆっくりママとパパとで話し合うこともでき、2人が納得する名前を付けられます。ただし、生後14日以内に決めないと出生届の提出に間に合わなくなってしまうので、期限は意識しておくようにしましょう。
【ママコラム】
わが家の3兄弟はみなおなかの中にいるときに名前をほぼ決めていました。長男は妊娠5ヶ月で「男の子」と医師に聞いていたので男の子の名前で候補を2案まで絞り、生まれてきて顔を見てから名前を決定しています。
次男と三男は生まれてくるまで性別を聞かずに過ごしていたので、出てくるまで「女の子なら◯◯、男の子だったら◯◯」と夫婦でワクワクしながら考えていました。
ただ、3人とも、最終的に決定したのはすべてママである私だったと思います。
とくに三男は女の子だったとしても同じ名前にすると私は決めていて、夫にも了承を得ていたのでそのまま名付けています。どのタイミングで決めるかは、子どもによっても違うのでそのときそのときで楽しみながら考えるのもいい思い出になりますよ。
■名付けのときに気をつけたい8個のポイント
名付けのときに気をつけておきたいポイントは、名付け前と候補がいくつか挙がってきたときにチェックして名前を決定するようにしましょう。
子どもの名付けのときには、次の8個のポイントを押さえて決めていくのがおすすめです。どんな点に注意したらよいのかチェックしておきましょう。
▼ポイント1:男の子は名字+名前を生涯使う可能性が高い
男の子は結婚で名字の変わるケースが多い女の子と違い、生涯同じ名字+名前で過ごす可能性が高いです。このため一生同じ名字との組みわせで使うかもしれないということを頭の片隅入れつつ、名前だけのイメージばかり考えるのではなく、名字と合わせてみながら決めていくのがおすすめです。
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▼ポイント2:使用可能漢字から選ぶ
じつは、名前には使用できる漢字と使用できない漢字があり、こだわってつけた名前の漢字が使えないものだった、となってしまうことがあります。
出生届を出したときに「この漢字は使えません」と戻されてしまい届けが受理されないことも…! そうならないよう、名前に漢字を使うときには使用可能なものであるかを一度確認しておくようにしましょう。
▼ポイント3:ひらがなのみだとかわいらしい印象になるかも
小さい子どもも読みやすく、漢字の読み方間違いによる名前の呼び違いなども起こらない、ひらがなのみの名前。メリットもありますが、ひらがなのみの名前はかわいらしい印象になる可能性もあるので注意が必要です。
女の子は、ひらがなのみの名前がランキングにも上がってくることがあるほど人気があります。しかし男の子ではあまり見かけられないのも、かわいい印象が強いためというのが理由のひとつとして考えられそうです。
大人になって、今のパパと同じくらいの年齢になったときやおじいちゃんになったわが子のことはあまり想像できないかもしれませんが、いつかはわが子もその年齢を迎えることになります。名前は一生使うものだということを意識して名付けるようにしましょう。
▼ポイント4:からかわれやすい名前になっていないかチェック
子どもが小学生くらいになったときに、名前でからかわれないように漢字の別の読み方や名字と並べたときに区切り方を変えると面白くなってしまうような名前になっていないかチェックしておくと安心です。
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注意しておきたいのが、漢字の音読み訓読みでの違い。
大人が見れば、「フツウ◯◯と読むだろう」と思う漢字でも、その漢字を学校で習うときには音訓読み両方を学ぶことも。あとになれば忘れてしまうような読み方でも、習ったばかりの時期にはホットな話題となります。
気にしすぎているとなかなか名前が決められなくなってしまうこともあるので、どちらの漢字にしようか悩んだときなどに、名前の読み方をあれこれ変えて、からかわれやすい名前になっていないかという観点で比較してみる方法を取り入れてはいかがでしょうか。
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▼ポイント5:読み方・漢字のかぶりの許容範囲を夫婦で相談しよう
身近な親族・友人・知人に、同じ読み方や漢字の人がいないかも要チェックポイントです。あえて名前をいただくこともあるため、かぶるのがいけないということではないですがまるっきり同じになってしまうのは避けたいという人も多くいます。
何より、夫婦で意見が分かれていると後々も問題になりかねません。どこまでならOKとするのか、必ず夫婦ですり合わせをしておくようにしましょう。
とくに、親族から名前を一字もらってつけたいという希望や家族の習慣があるときには慎重に夫婦で話し合いお互いが納得できるよう相談することをおすすめします。
▼ポイント6:パソコンで表示しにくい文字だと苦労するかも?
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現代では、多くの場面でパソコンやスマホなどが使われているため、“スムーズに漢字が変換できるかどうか”もひとつのポイントとなってきます。ただ、漢字の変換も登録してしまえば一度の手間で済むため、苦労する機会もそこまでないかもしれません。
漢字選びで悩んだときなどに、「スムーズに変換されるほうはどっちかな」と判断材料のひとつとしてチェックしてみるのもひとつの手です。
▼ポイント7:語れるような由来があるといい
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小学生になると、名前の由来を聞いてくることが宿題として出されることも。また、子どもがふとした拍子に自分の名前の意味を聞いてくることもあります。そのときに「なんとなくつけたんだよ」というのではなく「こんな意味を込めたんだよ」「◯◯(いつも笑顔/幸せ、など)になってほしくてつけたんだ」と語れる由来があると子どもも喜びます。
【ママコラム】
わが家の長男は5歳のときに「どうして僕は◯◯って名前なの?」と聞いてきました。ちょうど三男が生まれたころで、“名前”に興味をもったようです。長男の名前は、名字や夫婦で好きなものから広くたどっていくと「なるほど!」となるような意味を込めていて、由来を話すと、本人もとても納得していました。
いまは次男も自分の名前の意味を知っていて、事あるごとに「僕は◯◯って意味の名前」とお互いに言い合っていますよ。
▼ポイント8:ママとパパが愛着をもてる名前を選ぼう
名付けのときにはあれこれ考えて悩むものですが、一番大切にしたいのがママとパパが愛着のもてる名前を選ぶこと。ママとパパが愛着をもっている名前であれば子どもも自然と愛着をもつようになっていくはずです。名前の候補がいくつかあるときは「どれが一番愛着をもてるか」で選んでみませんか。
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■まとめ
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名前は一生使うもの。そんな大事な名前を決める名付けは親から子へ贈る最初のプレゼントと言われてもいます。細かなことまで気になって悩んでしまうこともありますが、夫婦でしっかり話し合い、家族が笑顔になれるような名前を考えていきましょう。
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