■「習いごと辞めたい」と言うときの子どもの気持ち
私はそれを聞いた瞬間「ああ、この人の子どもになりたい。この人と子どもを育てたい」と思いました。
子どもがずっと続けてきた習いごとを辞めてしまうのは「
もったいない」と思う人も多いと思います。また実際、私も親になってみて「子どもにこの習いごとをやって欲しいな」と思う気持ちもよくわかります。
ただ、私が経験して思うのは、子どもはただ親が大好きなんです。
親の喜ぶ顔が見たいからがんばる。
もし習いごとを
辞めたら親が悲しむのはわかっている。それでも、なお「
辞めたい」と言ってくるということは、子どもながらに相当勇気を出して、苦しみながら言ったんだと思います。
だからその言葉を「子どもの言うことだ」と思わず、一度ちゃんと向き合ってあげることも、必要なのかもしれません。
現在、わが家の上の子もいくつか習いごとをしています。もし「辞めたい」と言ってきたら「もう少し頑張ってみたら?」ではなく、「どうして辞めたいの?」と、
まずは理由を聞こうと思っています。
そしてその理由によって、またどうするかを子どもと
一緒に考えていきたいです。もちろん辞めたいなんて思わず、楽しんでくれていることが一番ですからね。一度きりの人生。子どもたちには、楽しく、自分らしく生きてほしいと願っています。
教えて! みんなの習い事ストーリー