コミックエッセイ:ちひろの親子成長記録
不思議な力があると信じてた!? 子どもの頃「秘密でやった遊び」ベスト3【ちひろの親子成長記録 第6話】
こんにちは、ちひろです。
今回は子どもの頃にやっていた秘密(?)の遊びについてご紹介します。
もしお子さんが何もないところでジャンプを繰り返していたら、私と同じ遊びをしているのかもしれません…。
3才から保育園に通い出し、大勢の同年代の中で過ごすことが増えた私は従来の性格「構ってほしがり」をこじらせ「私は他の子より大人なんだ」という主張が強いものになっていきました。
人形劇に行けば「これはね、中に大人が入っているんだよ!」と言ってしまう目立ちたがりの子どもでした。
いま考えると恥ずかしいのですが、当時は「こんなことも知ってるんだよ!すごいでしょ!」という気持ちでいっぱいでした。
保育園の中でも、大人が知っていることはなんでも分かっていると見せたくて持てる知識の全てをひけらかしていたように思います…。
普段はみんなと同じように人形やオモチャで遊ぶのですが、先生とかが近くにいると構って欲しくて聞こえるように言っていました。
浅はか…(笑)
そんな大人ぶっていた私にも、隠れてやっていた子どもらしい(?)遊びがありました。
園庭の砂を手のひらに握って、風の来るタイミングでパッと離す!!
そしてその砂埃めがけてジャンプ!!
砂埃を起こしては「これに飛び乗れば筋斗雲になって空を飛べる!」と思い込んで何度も挑戦していたのです(笑)
保育園でやっていた秘密の遊び第一位はコレ「筋斗雲ごっこ」です。
(本人はいたって本気で乗れると思っていましたが…)
第二位は念力で花瓶が割れないか念じる遊び。
第三位は自分の手のひらから波動砲が出ないかと何度も試し打ち(?)…。
普段は大人ぶったりしているぶん、実現(筋斗雲に乗ったり、念力出したり)できるかどうかも分からない遊びを堂々とできず、隠れて一人でやっていたのですが
幼いながらに「純粋な気持ちで信じていないと筋斗雲は来ない!」というルールがあると信じていたので砂埃起こすたびに心の中では「次こそ乗れる!」と信じてやっていました(笑)
どれも恥ずかしくってこっそりやっていましたが、今思えば園庭の真ん中で何度も砂埃を起こしてはその中に突っ込んでいっていたので不審な園児だったろうなぁと思います。
もし自分のお子さんが不思議なポーズで花瓶を眺めたり、手のひらを外に向けて力んでいたら生暖かい目で見守ってあげてくださいね…。
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