子どもは静かに溺れます! 水の事故を防ぐために知っておきたいこと



■「溺水」を防ぐためにできること

気が付いたら、子どもが溺れていた…。こうした不慮の事故を防ぐために、どんなことができるのでしょうか。

まずは「子どもは静かに溺れる」という事実を知ることです。そうすれば、おのずと予防策が見えてきます。

例えば、子どもと一緒にお風呂に入っているときや、家庭用のビニールプールで遊んでいるときなども注意が必要です。

お風呂では子どもが浴槽につかっているときに洗髪をする人も多いですよね。すると、どうしても目をつむらなければいけない時間があります。

そんなときは「〇〇く~ん(ちゃ~ん)?」などと名前を呼んだり「お風呂のお湯はどうですか~?」と呼びかけたりして、声を発してもらいましょう。
そうすれば溺れていないことが確認できます。

プールや海にいき、浮き輪で遊ばせているときも「浮き輪があるから大丈夫だろう」と過信しすぎないことが大切です。

浮き輪をひっぱりながら前を進んでいたら、浮き輪の中にいるはずの子どもがいない… という事態に陥らないよう、中にきちんとわが子がおさまっているかを確認し続ける必要があります。

不慮の事故を防ぐためには「大丈夫なはず」という思い込みを取り払うことが大前提になります。しっかりわが子に注意を向け、楽しい思い出をたくさんつくっていきましょう!

(出典:佐久医師会 教えて!ドクタープロジェクト)

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