実家とのつきあい方 ~実母&実父と私~
自分が親になると、自分を育てた親(実母・実父・養母・養父)とのことがあらためて思い出されたり、子ども(孫)を介して“じいじばあば”になった親と接する機会ができたり。実家に助けてもらったり、ときには衝突したり、あえて距離をとってみたり。子ども時代の親の思い出や、今親に対して思うこと、実家とのエピソードについてを描いてもらいました。
自分が親になると、自分を育てた親(実母・実父・養母・養父)とのことがあらためて思い出されたり、子ども(孫)を介して“じいじばあば”になった親と接する機会ができたり。実家に助けてもらったり、ときには衝突したり、あえて距離をとってみたり。子ども時代の親の思い出や、今親に対して思うこと、実家とのエピソードについてを描いてもらいました。
コミックエッセイ 息子愛が止まらない!!
自分らしく生きたい! 理想のおばあちゃん像を求めた母が気付いた本当の気持ち(後編)【息子愛が止まらない!! 第25話】
■娘との喧嘩をキッカケに気づいた自分の本当の気持ち
そこへきて、私たちが「実家に泊まる」と言い出します。
娘家族のために部屋を一生懸命掃除をしているうちに、ふと気がつく…。
そう気がついた時に、母の心は叫んだ。
その勢いで、親子で衝突したわけです。
結果、今まで言わないでいたことを、ようやく言うことができたのだそう。
もちろん喧嘩の内容自体は私たちにも原因があったので申し訳なく思い、お互いルールを決め一件落着しました。
が、母の感情が爆発したのは、実は人に言えない憂鬱を抱え続けていたことも原因のひとつでした。
憂鬱が積もりに積もって、「喧嘩」という引き金を引いてしまったのだというのです。
その憂鬱こそが「私をおばあちゃんと呼ばないで!」という心の叫びでした。
たしかに以前までの「言いたいことを言えない母」は、正直私の知っている母ではありませんでした。
何か違和感を感じていましたが、理由がわかりすべて納得しました。