■自分の気持ちを認めたことで、元の姿に戻った母
その後…
「自分は自分! おばあちゃんというイメージなんか捨てちゃえ!」
そんなふうに意識を変えることで、悩みは晴れたようです。
ただ、人に伝えられずに一人モンモンとしていたことも良くなかったのかもしれません。
打ち明けてからの母は、憑き物が取れたようになんだかハツラツとしていました!
ちなみに「まだまだ現役でありたいから」という理由で、母は家族に「ばあば」と呼ぶのをやめてもらいました。
現役であり続けたいからこそ、日々の体力作りや食生活などに気をつけている母。
だから、周りがモチベーションを下げる発言はやめてね、ということです。
私たちもよく母親になってから「〇〇ちゃんのママ」だけでなく、「○○ちゃんのオバちゃん」なんて呼ばれることもありますよね。
名前で呼ばれないと、自分じゃなくなるような何とも言えない感覚…
それに「○○ちゃんママ」ならまだ良いけど…「オバちゃん」はやめて欲しいなぁ…なんて思ったことないですか。(私だったらやっぱり「オバちゃん」って呼び名は嫌です!)
それがさらに「おばあちゃん」になるわけですから、戸惑うのも無理はないのかなと思いました。