自分が親になると、自分を育てた親(実母・実父・養母・養父)とのことがあらためて思い出されたり、子ども(孫)を介して“じいじばあば”になった親と接する機会ができたり。実家に助けてもらったり、ときには衝突したり、あえて距離をとってみたり。子ども時代の親の思い出や、今親に対して思うこと、実家とのエピソードについてを描いてもらいました。
母は強し…! 一人暮らしをする実母のところに帰省していたわるつもりが、まだまだパワーと愛情は実母にはかなわないと実感しました。
私と母の親子喧嘩をキッカケに、母が長年抱えていたトラウマや葛藤が明らかに。若くして「おばあちゃん」となった母は、「おばあちゃん」「ばあば」と呼ばれることに戸惑いながらも、「理想のおばあちゃん像」を追い求め、自分を苦しめていたのでした…。
前回までのお話で語った私と母のトラブル。その原因となったのは、母が誰にも言えず抱えていた苦悩から生まれたものだったのです…。
私が子どもの頃、親のしつけはそれなりに厳しかったような気がします。わりと「ダメなものはダメ!」と言う親でした。しつけに厳しかった母、子どもが苦手な父ですが、孫が生まれてどう変わったのでしょう?
私はとにかく気にしいな性分なので、母に助けてもらうたびに「申し訳ないな」と思い続けています。ご飯を用意してもらうのも、洗濯を畳んでもらうのも、娘たちをみてもらうのも…とにかく申し訳ない。そんな私が変わったきっかけは…
友人のような親子でしたが、実家の宿泊をめぐり母の地雷を二度踏んでしまった私。「今後は泊まりに行かない」ことを伝え、実家と距離を置くことに。しかし母から届いたメールには、ある“想い”が綴られていて…。
「自分の子には言えるけど、ほかの家の子には言えないこと」ってありますか? 私は子ども時代、少しぽっちゃりしていました。そんな私は家族から「太っている」「かわいくない」などと言われていました。そんなときこんなエピソードがありました。
母と私の“友人のような関係”にトラブルが発生。親子3人で宿泊後、再び泊まりたい旨を連絡すると、「いいかげんにして!」と言われて。そんな母に私が出した決断とは…。
私の父はTHE! 九州男児といった人で、内に秘める愛情はものすごいものの、それが顔にはなかなか出ません。そんな父が、母とともに初めて面会に来てくれたときのこと…
私と母との関係はというと、例えるなら「友人関係」。仲が良いようで、友達のような存在だからこそ、衝突してきた回数はすごく多いと思っています。つい最近でもトラブルがあり…
今回は私が「子どもたちに対してやってはいけない」と誓っていることについてのお話です。私の実母、ヲタ趣味にも理解があり、フルタイムパートでありながら私のことを最優先してくれる優しい母だったのですが…。
私は、姉と弟がいる3人兄弟。姉とは年子、弟とは8つ年が離れています。わりと静かな方だった私と姉2人の後に、弟を育てるのは相当大変だったようで…。自分も男の子を育てる母となり、今となってはその気持ちが痛いほどわかるようになりました。
アイスにジュース、ゲームなど。子供のためにと普段は制限しがちなものたちも、おじいちゃん・おばあちゃんの家では無制限?! 孫にあま~い実母へイライラはやがて「ま、いいか!」に変わり…。実母を通して見えた、“自分の未来予想図”とは
この世代の親子あるあるかもしれませんが、使わないものはなるべく捨てたい私と、もったいない精神にあふれた母はいつも攻防戦を繰り広げています。使えるものは、捨てられない。使わなくても、捨てられない。でもそんな母の良いところは…
私が幼い頃、母は仕事をフルタイムでこなし、祖父母に助けられながら、日々家事育児をこなしていました。忙しいながらも休みの日は色々な場所へ遊びに連れて行ってくれ、そんな母が大好きでしたが、ある日事件が起こりました…
自分も親になってみてわかる「親のありがたさやすごさ」。この気づきを忘れないように「反省するところ」と「感謝するところ」をひとつずつ挙げてみようと思います。
自分が子どものころ、父は仕事人間だった。その父が、孫が産まれると一変した! 自分が親になって初めて見た“じいじばあば”になった親の意外な一面とは…
初孫を持って嬉しそうな両親。そんな二人の生き方に、息子として大きな感銘を受けたのです。私が主夫に抵抗がなかったのも父と母の価値観が影響しているように思います。
私の父親はいわゆる強面(コワモテ)というヤツです。普通に気のいいおっちゃんなんですが、成人男性でもビビる人はビビる感じのアレです。だから父がどんな「おじいちゃん」になるのか全然想像がつかなかったのですが…。
私が長女を出産したのは、およそ7年前です。当時は、娘を持ったことで、まったく違う人生を歩み始めたような、不思議な感覚になったことを覚えています。産後はさまざまな変化がありましたが、実の両親との関係性もそのひとつです。
里帰り出産を選んだのですが何故かうまくいかず孤独を感じるように…。里帰り出産が予想外にツラかったお話です。
私は両親ととても仲良しで良好な関係を築いていますが、子どもの頃の私は親に対して、お金のかかる事や手間のかかる事を当たり前のように要求していました。今回は自分が親になって気づいた反省と感謝についてのお話です。
いつしか子どもだった自分が大人になり、家庭を持つようになりました。今回は自分が親の立場になって改めて感じる親のありがたみについて描いてみました。
独身時代や結婚後すぐの帰省は、ゆっくりお休みするためのものという感覚でした。でも、子連れでの里帰りはまったく別もの。移動方法や実家での過ごし方など、たいへんなことだらけ…。
私の実家は遠方にあるため、夏休みと冬休みの年2回、帰省しています。「実家は甘えられるし楽でいいよね~!」と言われますが、今は実家にいる方が大変! 以前は実家が大好きで居心地最高だったのに、子どもが生まれてからは…
親バカだったワタシの父親。私を褒める!! 褒める!! 褒める !!そして時を超え私も息子に…。父もこんな気持ちで私を見てくれていたのか…。と、彼のストレートな愛情表現をうっとうしく思っていたことを自分が親になり初めて反省したのでした。
昔から計り知れない頼もしさで、家族を引っ張ってくれた母。今改めてわかるそのパワー!
帰省中、普段は私以外の人と寝たいなんて言わない長女が、珍しく「おばあたんと寝たい…」と。母が長女の寝姿に重ねていた面影は、小さい頃の私だったのでした。