2019年11月21日 21:30|ウーマンエキサイト

【医師監修】母乳はいつまであげていい? 断乳・卒乳のタイミング

河野能子
ライター
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■母乳はいつまであげよう…断乳と卒乳の違いとは

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©makieni- stock.adobe.com


母乳やミルクを与えるのを完全にやめて、栄養の摂取方法を離乳食に移行することを「断乳」や「卒乳」といいます。しかし、この2つには大きな違いがあるのです。

断乳とは


赤ちゃんの意志とは関係なく、母乳やミルクをやめることを断乳といいます。ひと昔前までは、1歳になるのをきっかけに母乳をやめることが勧められていたそう。

近年では、ママが病気になって薬の服用が必要になったり、職場復帰を機に断乳をする人が多いようです。

卒乳とは


子どもの成長を機に、ママが赤ちゃんに言い聞かせたり、子どもが自らの意志で飲まなくなることを卒乳といいます。最近では断乳よりも卒乳を選ぶママが多いようです。

子どもが自然に母乳やミルクを欲しがらなくなるまで見守る自然卒乳や、卒乳にむけて言い聞かせながら授乳回数を減らしていく言い聞かせ卒乳というスタイルがあります。

参考書籍:『いちばんやさしいはじめての母乳育児』(成美堂出版) 監修 SOLANIN(ソラニン)



断乳すべき? 卒乳まで待つべき?


離乳食が1日3回になり、食事からきちんと栄養がとれるようになったら、断乳や卒乳をしても問題ありません。しかし、いつまで授乳を続けるかを判断するのは難しいですよね。

ママが体調を崩して薬を飲むことになったのをきっかけに、授乳をやめるのはよくあるケース。しかし、一般的な薬の多くは授乳中にも服用でき、薬の成分が母乳に出たとしてもごくわずかで、赤ちゃんに影響を与える可能性は低いとされています。また、予防接種を受けたあとも同様に授乳を続けても問題はありません。

まだまだ授乳を続けたいのに、薬の服用を機に断乳や卒乳したり、体調が悪いのに薬を飲むのを我慢する必要はありません。体調が悪いときは産婦人科にかかり、授乳中であることを伝えて薬を処方してもらうと安心です。

2歳を過ぎても母乳で育てられている子どもは世界で49%。日本でもいつまでに断乳や卒乳をさせるべきといった目安は定められていません。断乳するにしても卒乳するにしても、まずはママが自分の気持ちに納得して進めることが大切です。

参考サイト:
厚生労働省「授乳・離乳の支援ガイド(2019年改訂版)」
ユニセフ「世界子供白書2017 栄養指標」



■母乳はいつまで続ける? やめるときの注意点

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©milatas- stock.adobe.com


子どもの数だけ母乳をいつまであげるかは変わる


子どもが成長するスピードはそれぞれ違います。同じように、断乳や卒乳にチャレンジしたり、成功するタイミングだって、みんな違って当たり前です。

卒乳をしても大丈夫だとされる条件として、形のある食べ物を食べることができ、離乳食から必要な栄養がとれていることや、ストローやコップを使って十分な水分がとれることが挙げられます。

同じ月齢でも発達には個人差があるので、同じタイミングで授乳をやめることはできないでしょう。また、授乳が親子のスキンシップとして重要な意味を持っていて、親子関係や子どもの心に影響が出るおそれがある場合は、無理に卒乳する必要もありません。

母乳がいつまで必要になるかは、子ども次第。子どもの成長に合わせて、卒乳までの成長を見守りたいものです。

参考サイト:
日本歯科医学会「小児の口腔機能発達評価マニュアル」



母乳をやめるときの注意点1:いつも以上にスキンシップを


赤ちゃんの体はもちろん、心にも栄養をもたらしてきた授乳。卒乳や断乳をすると、授乳に代わって赤ちゃんの心を満たすスキンシップが必要です。

たとえば、寝かしつけ時の添い乳の代わりに読み聞かせをしたり、背中をトントンしながら添い寝をしたり、いつもより少しだけ長く抱っこして触れ合う時間を持つのもいいかもしれませんね。

母乳をやめるときの注意点2:おっぱいのケアも忘れずに


授乳の回数が徐々に少なくなっていく卒乳であった場合、乳房の張りが少ないため、特別なケアは必要ないでしょう。しかし、断乳や突然の卒乳だった場合にはケアが必要です。残っている母乳を搾乳して出し切ってしまいましょう。

このとき、搾乳の回数や量は、卒乳前の授乳回数や量を超えないこと。搾乳することで乳腺が刺激され、母乳の量が増えてしまいます。少しずつ回数を減らしながら出し切りましょう。

■まとめ

母乳育児をいつまで続けるかは人それぞれ。まわりが断乳や卒乳をしたからといって、焦ることはなさそうです。いつやめるかよりも、子どもとママが納得して母乳を卒業するほうが大切。

ママと子どもの納得のいく答えは、周りの人たちの中ではなく、自分たちの中にあるのかもしれませんね。

参考資料:
厚生労働省
世界保健機関
ユニセフ
日本歯科医学会
・『母乳育児ミルク育児の不安がなくなる本』(主婦の友社) 監修 渡辺とよ子



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