コミックエッセイ:夫婦・子育ていまむかし

鬼とオバケと幽霊の違いって? 妖怪がキャラクター化したのはいつ? 日本人の妖怪との付き合い方が面白い!【夫婦・子育ていまむかし Vol.7】


江戸時代に妖怪はキャラクター化する!

鳥山石燕という江戸時代中期の浮世絵師は、妖怪の絵を描いて本として発表しました。怖さよりもコミカルでちょっと可愛くも見えてくる画風が大当たりし、庶民の中で妖怪は怖がるものから楽しむものへ。
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江戸時代後期には、このキャラクター性が高い妖怪を使った見せ物小屋やお化け屋敷が出現し、大人も子どもも楽しむ娯楽になったんですって! 今でもお化け屋敷は遊園地などで体験できますが、現代ではもう本物の?妖怪に出会うことはないですよね。

現代の町中では夜でも真っ暗闇の場所なんてないですよね。安全性が高まったことはとてもありがたいけれど、見えないことで高まる想像力は失われているのかも知れません。

そして昔は狐憑きと言われたりする人の奇妙な行動や、家鳴りなどの不思議な現象も科学的に解明されてきているため、怖がることもなくなってきたんですね。

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今回のお話はリアリストで非現実的な話には一切興味の無い夫でもスッキリ納得できたようです。

怖いことの乗り越え方として、どこか愛らしい妖怪を作り出した…その想像力って偉大ですよね!

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