コミックエッセイ:伝説のいじめっ子が泣いて謝った話
それぞれの道を歩む2人 しかし元いじめっ子を待ち受けていた厳しい現実【伝説のいじめっ子が泣いて謝った話 Vol.33】
■忘れていても、ふと思い出す瞬間







その後、ワル美一家は引っ越してしまったので、ワル美に何があったのか、どうしてこうなったのか、現在どこで何をしているのか全くわかりません。
しかし、いじめは記憶として心に刻まれる傷を残します。
「自分はダメなやつなんだ」
「自分はブスなんだ」
「自分は価値のない人間なんだ」
こんな思い込みをその人の深い部分に残すことになる。
だから、いじめは怖いことなんです。
そして、関わった人にも傷を残す。
「守れなかった」
「あの時こうしていれば」
「もっと他に方法があったのでは?」
ふとした瞬間に出てくる、消えることのない傷を残すことになるんだと思います。
次回はいよいよ最終回です。
「伝説のいじめっ子が泣いて謝った話」(全34話)は17時更新!