まじめで責任感の強いママが陥りやすい負のループとは
子育てがうまくいっていないように感じてイライラしてしまう、それが募って子どもに対して怒鳴ってしまったり、温厚な態度で接することができなくなる、そして、そんな自分を否定し、「ダメなママだ」と責めてしまうことで、マイナスの気持ちが膨らんでいきます。
そんなエンドレスの状況はどこかで断ち切らないと、どんどんエスカレートしてしまいかねません。
不完全であることを受け入れる、開き直ることも大切
まじめで責任感の強いママは、さまざまなことを、成功と失敗という2つの局面で物事を考えてしまいがち。もちろん子育てについても同様です。
他人の目を気にかけ、自分とほかのママ、自分の子どもとほかの子どもとを比較して、つい自分の子育てについて「失敗」のレッテルを貼ってしまうことがよくあります。
しかし子育ては常に順風満帆であることは、きわめて稀。その時々の成功と失敗だけで語れるほど単純なものではないのです。
あなたがもし自分の子育てについて不完全であると感じているのなら、それはごく普通のことだと意識を変えてみましょう。
不完全である事実を受け入れて、子どもは大人の思いどおりにならないほうが自然であると認識できれば、少しずつ悪循環から脱することができるはずです。
子育て中の誰もが、さまざまな局面で悩み、迷いながら進んでいます。きちんとカンペキなんてムリ!とある意味開き直るくらいの気持ちが大切ですよ。
<文・写真:ライターあん茉莉安>