長引く外出自粛で増えるきょうだいゲンカにヘトヘト…私が取り入れた秘策
と叫びました。
すると驚いて顔を見合わせた子どもたち。「ママ何言ってるの~」「ピッピーって笛の音?ヘンなの~」と笑ってケンカは終わったのでした。
それからは、「ポッポー!」と言ったり「ブッブー!」と言ったり。子どもたちが思わずふき出しそうな音をチョイスしてキッチンからケンカを止めています(笑)。
お互いにちょっとしたことが譲れず、意地になってしまっているだけなので、気をそらすだけでも効果抜群。
自分が手が離せない時の奥の手として、険悪になる前に明るく止めてしまうのもありだと思いました。
一日中絶えないケンカにママの心が折れる…
それでも外出自粛・休校休園が長引き、退屈な日々が続くと、ケンカが一日中絶えず起きるように。
私にとってそれは大きなストレスでした。
夜にはぐったりで、いつもは子どもたちと添い寝をしているのですが、くっつかれるだけでイライラするように。
そこで子どもたちに、「ケンカばかりするから、一緒に寝たくない」と素直に話をしました。
「そんなのイヤだ!」と大ブーイングでしたが、私は「ママは、〇〇(息子)を叩く子とも、〇〇(娘)を叩く子とも、一緒に寝たくないんだよ。今日は絶対に一緒に寝ない」と言い張りました。
すると子どもたちは「ケンカしなかったら一緒に寝てくれるの?明日は絶対しない!」と言い出しました。
プチご褒美でケンカがピタッと
そうは言ってもどうせケンカするんだろうなと思いつつ、「じゃあ明日、ケンカが3回までだったら、一緒に寝るって約束ね」「わかった、ケンカは3ポイントまでね」と言って約束し、その日は別々に眠りました。
そして、翌日。
驚くことにケンカがピタっとなくなったのです。
いつものように言い合いになると、「あ!ケンカの1ポイントがついちゃう!」と息子が気づき、娘も「そうだった!」と言って仲直りするのです。
うっかり手が出てしまっても「今のは違う違う!」「ね!」と言い合ってケンカが続くことはなく、結局夜まで仲良く過ごしました。
前日までいくら「ケンカしないで!」「いいかげんにしなさい!」と叱っても効果がなかったのに、びっくりです。今までは当たり前だった添い寝が、ケンカをしなかったご褒美のようになり、「今日はケンカが0ポイントだよ!寝る時ぎゅう~ってしてね」と大喜びするようになりました。
ママの負担を減らし、家族の笑顔を最優先に
私は普段「ケンカをすることで、相手との関わり方を学んでいくもの」