姉妹はライバル!?本当の赤ちゃん返りは下の子が1歳過ぎてから
下の子が生まれる前後、親として気になるのは、上の子の赤ちゃん返りだと思います。
わが家では長女が2歳10か月の時、次女が生まれました。しばらくしてから長女が爆発的に泣くように。
いわゆる赤ちゃん返りだろうと思い、対策を練って少しずつよくなってきたと思ったのもつかの間、新たな問題が…。
今回は、次女が大きくなるにつれ複雑化してきた長女の赤ちゃん返りと、わが家の対応を紹介します。
次女の成長により、赤ちゃんがライバルに!?
あれ?と思ったのは、次女の1歳のお誕生日会でのこと。
長女の時と同じように、祖父母を招いて、食事をしたりケーキを食べたりして、一升餅を背負わせる集いを開催しました。
でも何をやっても長女が前に出てくるのです。
ついには3歳9か月の長女が一升餅を背負い、「私を見て!」「すごいでしょ」と一生懸命アピール。
それまではあまり感じませんでしたが、できることが増えてきた次女に対して、「負けたくない」というライバル心が芽生えてきた瞬間を見た気がしました。
長女への声かけを変えたことも一因?
次女がまだ赤ちゃんだった時は、長女の赤ちゃん返りの対策として、「あなたが一番よ」と伝えることもありました。しかし、次女が大きくなるにつれて、二人に順位をつけているような言い方がイヤで言わないようになりました。
長女は、私のそんな些細な変化も敏感に感じ取り、次女が生まれた直後の赤ちゃん返りとはまた違った感情が出てきたのだと思います。
当たり前のことですが、ひとりの人間としてそれぞれに接しなくてはいけないと、親としての気が引き締まった瞬間でもありました。
特に意識して気をつけたこと3つ
呼びかける時に「お姉ちゃん」「ねーね」と言わない
長女は自分がお姉ちゃんになったことが嬉しくて、自ら次女に対して「ねーね」ということもあります。
でも私が長女を呼ぶときは、名前で呼ぶことを徹底しました。
「お姉ちゃんなんだから」というフレーズもなるべく使わず、使うときはポジティブな場面のみとしました。次女にとっては姉ですが、私にとっては長女も次女も娘。
しっかり名前で呼んであげることで、二人とも大切だという気持ちを伝えると同時に、姉妹同士も相手を一人の人間として敬ってもらいたいという思いがありました。母の相談相手になってもらう
保育園でも月齢が低いお友達のお世話をするなど、もともとお姉さん気質の長女。