「この春の気持ち/おすすめの焼き菓子」平野みかほの『子どもと、私と、らしさと』Vol.2 | HugMug
パワー注入や気分転換の意味も含めて。
今年も新年度が始まり、長女は進級し、次女も新しい環境に少しずつ踏み出し、本当にせわしなく、ここまであっという間だった日々。
瞬く間に過ぎたこの春は、いつも以上に、さまざまなつくり手のおいしい菓子たちにたくさん癒されたので、今回のコラムでは、自身の心を緩めるおともにピッタリなおすすめの焼き菓子たちをご紹介していきたいと思います。
『菓子 瑞』@kashi_mizu
菓子瑞さんのお菓子づくりは、小麦粉アレルギーの姪御さんにおいしいお菓子を食べて欲しい。という思いから誕生しました。小麦粉も卵も使わず、地元の農家さんの無農薬の米粉に、出会った食材を使い、スパイスやハーブを加えて。
彼女のつくる菓子には揺るぎない深淵さがあり、一度食べたら忘れられません。食品管理ラベルには数種類の素材が明記してあり、試行錯誤された細やかな調合から、菓子を心から味わってもらいたいという強い意志を感じます。
『甘雨』@kan.u.fks
最近、とてもおいしくて、短期間に2回もお取り寄せしてしまった甘雨さんのクッキー缶。口の中でじんわりとやさしく広がる香ばしさと甘みの加減が心地よく、素材の組み合わせがきれいに調和してくれるので、食べ収めのタイミングを逃してしまうほど、そのおいしさに魅了されてしまいました。
「甘雨のお菓子が穏やかな日々の潤いとなり
愛おしく慈しみを感じるときとともにあって欲しい。そんな願いを持っています。わたしたちが本当に口にしたいと思う素材を選び
ひとつひとつ丁寧につくっています。(一部抜粋)」
『HOBIBAKE』@hobi_bake
頬張った瞬間にじわーっと溶け込む濃厚な味に満たされ、一缶でさまざまに感じられる食感と味わいがとても贅沢です。味の余韻を大切にしているのが伝わるクッキーの詰め合わせ。少しずつ、少しずつ食べようと思うのだけれど、いつも一瞬。
お家にあると子どもたちのテンションが上がる、親子で大好きな焼き菓子です。
『がんばっている自分のごHOBIに。大切な方とのワクワク楽しい時間のおともに。みなさまにとってやさしさ寄り添う、とっておきの「ごHOBI」となりますように。(HOBIBAKEコンセプトより)』
感受性が忙しかった春。
みなさまの春はいかがでしたか。
これから、すがすがしい青空が気持ちのよい季節がやってきますが、気圧や寒暖差の激しい毎日なので、どうぞご自愛ください。