子どもの質問には完璧に答える必要なし!? 「なんで?」責めの上手な対処法
いつも「ちょっと待って」だと、待てない子どもになってしまうのだそう。「いずれ答えてくれるから待とう」と子どもに思ってもらえるよう、忙しくないときには誠実に答え、忙しいときには、あとで忘れずに質問に答えてあげることが大切です。
・質問の答えを体験させながら説明する
質問の内容にもよりますが、実際に体験させることで子どもの理解が深まることもあります。たとえば、「どうしてお花は咲くの?」と聞かれたら、親子で花を育ててみたりするのもよいでしょう。
また、博物館や体験施設などで、質問の答えを見たり、体験したりするのもおすすめです。親子の思い出にもなりますし、子どもの探求心を育てることにもつながります。
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子どもの質問は、親の対応次第で、知的好奇心を伸ばす大きなきっかけになりえます。正確に答えようと頑張る必要はありません。
子どもの「なぜ?」「どうして?」を大切にして、一緒に考えたり、答えを導くためのサポートをしてあげたりすることが重要です。
文/田口 るい
(参考)
All About|同じ質問を繰り返す子供にイライラ、その理由と対処法
All About|なぜ?どうして?がエジソンを発明王にした
たまひよ|【4歳の質問期】こそ、考える力を伸ばす絶好のチャンス!
すくコムNHKエデュケーショナル|どう答える?子どもからの質問「雨はどうしてふるの?」などの素朴な質問
すくコムNHKエデュケーショナル|どう答える?子どもからの質問「なんで?なんで?」
日経デュアル|頭のいい子に育てたいなら、幼少期はとことん遊ばせて
PHPファミリー|子どもの 「なぜ?」にどう答えるべき?
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