寝る前に3つ聞くだけ! 1週間で子どもの自己肯定感が上がる “幸福習慣”
と考え込んでいる状態。特に初日は3つのいいことを探すのに15分以上かかりました。ですが、少しずついいこと探しの時間が短くなり、同時に、「いいこと」が起こった時間帯も変わってきました。
「いま、お母さんと話していること」「晩ごはんがおいしかった」など、最初のうちは寝る直前の出来事ぐらいしか思い浮かばなかったのに、しだいに「おばあちゃんと遊んだ」といった、昼間の出来事を挙げられるようになったのです。脳がいいこと探しに慣れてきたのかもしれません。せっかくなので、このまま継続することに――。
■2週め:「前向きな言葉」が増えてきたぞ!
「バスケの練習が楽しかった」「今日は公園でたくさん練習できた。明日のチーム練習が楽しみ」など、前向きな言葉がちらほら。
実際にチームでの練習時も、前のような積極性が戻ってきたと感じました。2人1組、3人1組などの練習で、自分から近くにいる子に声をかけられるようになったのもこの頃。いつも誰かに声をかけてもらうまで待っていたので、この娘の変化は親として嬉しかったです。
■3週め:家族以外との「いいこと」が見つかった
また学校でも、同じクラスに仲良しのお友だちができたようで、毎日がとても楽しそうな様子。家にお友だちを連れて来たり、公園で遊ぶ約束をしたりと、かなり行動的に。このあたりから、「鬼ごっこをした」「お友だちとレゴで遊んだ」など、家族以外との「いいこと」を挙げるようになりました。
■4週め:「いいこと」が勝手に見つかるようになった
いいこと探しにすっかり慣れた4週目では、学校から帰るなり、「今日のいいこと、もう2つ見つかったよ!」なんて言うことも。「これはもしや、娘の脳が勝手にいいことを探してしまっている状態!?」と嬉しくなったことを覚えています。
※以下の画像は、娘が教えてくれたいいことを、親が書き取ったメモです
■効果:自己肯定感が上がり、「明るく」「強く」なった!
娘の雰囲気が明るくなったなと感じたのは1週め。そして「すっかり元気が戻ってきたな」と思ったのは3週めでした。自己肯定感が上がったからなのか、「明るく」「強く」なったという印象です。また、「スリー・グッド・シングス」を始める前よりも、毎日が楽しそうにも見えました。
4週間で「スリー・グッド・シングス」をストップしましたが、その後も効果は持続していたようです。「また今日も『〇〇ちゃんはバスケが下手』と言われたけれど、こうやって、私のやる気をなくそうとしているんだとわかったから、もう気にしないことにした!」