胎児ドックとは?どんなことがわかる?検査方法や費用について解説
胎児ドックは自由診療です。費用は施設により異なり、妊娠初期・中期・後期で確認する項目が変わるため、同じ施設でも1回の金額が別に設定されている場合があります。一般的な施設での相場はおおむね3~5万円です。
胎児ドックを受ける前に家族で相談しよう
お腹の中にいる赤ちゃんの様子は外から見えないため、元気に育っているかどうか心配になりますね。胎児ドックで赤ちゃんの様子や状態を詳しく知ることができれば安心につながります。
しかし、胎児ドックで何らかの病気や障害が見つかる可能性はゼロではありません。何か異常が見つかった場合、より安全な分娩方法や赤ちゃんに必要な産後のケアについて検討が進められるほか、必要に応じて追加検査や治療、大きな病院への転院が判断されます。
検査結果によっては、大きな決断に迫られるかもしれません。
検査で異常がなくても、生まれた後に疾患がわかることもあります。胎児ドックを受けるときには、さまざまな可能性について事前に家族で話し合い、どのような情報を知りたいのか、病気が見つかった場合どこまで教えてもらうのかを医師に伝えるようにしましょう。
出生前診断はあくまで任意の検査のため、定期的な妊婦健診でママの健康状態や赤ちゃんの発育状況を確認することが大切です。
※この記事は2023年1月時点の情報をもとに作成しています。掲載した時点以降に情報が変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。