1月、東京都はあらたな待機児童対策として、シッター利用の補助制度を設けることを発表。費用の最大9割近くを補助する制度を2018年度に新設する方針を明らかにしました。
これまで都道府県がこうした補助を行った例が少ないことから大きく話題となったこのニュース。働くママたちのなかにも、このニュースを機にベビーシッターの利用を検討し始めている人も少なくないようです。
シッターと保育園の違いはどんな点?
ワーキングマザーの相談コミュニティ『ままのわ』にも、「」という相談が寄せられています。
“ワーママにとって子供の預け先は保育園!っと思いがちですが、高いと思われているシッターにも助成がでるなら意外とシッター利用も使い勝手がいいかもと思いました。
シッターの助成金が半分ぐらいでるなら、保育園の変わりにシッターを利用したいと思いますか?保育園への送迎の時間も減るので、働き方も楽になると思いますか?”(投稿者:うわぴょんさん)
東京では保育園に入りにくい自治体も多いことから、助成が出るならば、送迎時間が短縮できるだけでなく、子どもの病気時の出勤なども可能と働くママたちにとってはメリットも多そう(病児保育可能なシッター事業者の場合)。それだけに、気になるママも少なくないようですね。
実際、シッターを利用していたというママから、さっそく体験談も寄せられており、保育園とシッターの大きな違いは「食事」や「おやつ」の準備だと指摘します。
シッターさんには用意されたものを温める程度の簡単な調理は依頼できるものの、料理を作ることは依頼できなかったそうです。子どもの口に入るものだから、そこまでの責任を負うことはできないと考えるシッター事業者は多いのでしょう。
とはいえ、簡単な掃除や洗濯、洗い物などを依頼できる事業者もあり、育児面以外の時短への期待効果は◎。あとは、信頼できるシッターさんを確保できるかが、一番の不安要素…。シッター利用が拡大して、働くママたちの負担は減るのか? 引き続き、目が離せません。
(文・団子坂ゆみ/考務店)
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