【いつも左右が違う!】子どもが靴を履けるようになるコツとは?
子どもがひとりで歩けるようになると、毎日のお散歩にも靴を履かせるという作業が増えます。早く自分で履けるようになってほしいけれど、なかなか上達してくれない…。一体どうすれば早くひとりで履けるようになるのか?靴をひとりで履くための練習方法やコツをまとめます。
靴は外に出たら必ず履くと思わせる
子どもにとって靴の必要性というのはもちろんわからないもの。でも、「そういうものなんだ」と考えることは小さい子でもしっかりできます。そのため、たとえ抱っこ紐やベビーカーでのお出かけでも、玄関から外に出るときには靴を履かせてあげていると、子どもの中でも「靴は外で必ず履くもの」という認識ができてくるそうです。
また、靴は履くより脱ぐほうが簡単。まずは、帰宅時に脱ぐだけでも自分でやらせるようにすると、だんだん自分で履くこともやりたくなってくるのだとか。
最初のうちは、マジックテープを剥がすところだけやらせたり、ちょっとずつできることを増やし、そのたびに褒めてあげるのがポイントです。
親の足元を見て子は育つ?
親の背中を見て育つといいますが、親が靴を履く姿も子どもはしっかり見ています。親がやることに子どもは興味津々なので、親の靴の履き方を教えながら、あるいは子どもと一緒に靴を履きながら練習をしていくのも有効なんだそうです。
一緒にやっても失敗しやすい靴の左右だったり、かかとを入れるといった難易度の高いものは、靴のロゴマークや模様を基準に「こっちが外側に来るように」といった形で左右を認識させたり、かかと部分に紐を通して履くときに引っ張りながら履くように教えるといった方法で、苦手意識を持たせないようにさせましょう。
靴を履く行為は、子どもにとってはかなり難しいこと。特にお出かけ前の時間がないときに手間取っていると、イライラしてしまうこともあるかもしれませんが、出発時間に余裕を持つようにして、しっかり最後まで自分でやらせてあげるのが上達の早道のようです。
(文・姉崎マリオ)
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