鉄道だけじゃない! ママには理解しがたいものにハマる男子
子育てをしていると電車好きな男子を指す「子鉄(こてつ)」という言葉をよく聞きます。筆者にも息子がいますが、男の子というのは、ママには理解しがたい趣味を持つ子がいるものです。今回は、その中でも一風変わったものにハマる男子と彼らの生活をご紹介したいと思います。
水やりのタイミングまで管理! 「サボテン男子」
何事にも地道に気長に取り組むA君は、叔母から「もらったけどいらない」と横流しされたサボテンにハマってしまいました。サボテンは季節ごとに水やりのタイミングが違うため、根気強いA君の性格に合ったのでしょう。専用のカレンダーに書き込みを怠らず、日当たりも含め徹底管理して育てているそうです。ハマりはじめて早数年。今では行きつけの植物店からあまったサボテンをもらえるほどになったA君。
年に一度花が咲くのが何よりも楽しみという姿は、ママから見ると「完全に盆栽を愛でるおじいちゃん」ということです。
あちこちから拾ってきます! 「石男子」
小さな頃から石が好きだったB君。成長とともにマニアックさが増し、『こども鉱物図鑑』を愛読しだした頃からママの不安も増したといいます。旅行に行って帰宅するとリュックいっぱいに溶岩石が詰まっていたということも。いつしか子ども部屋は石だらけとなり、6年生になった今では移動教室の先から見学に行ったという「黒曜石ミュージアムの魅力」を書き綴り、家族に送ってくる始末。「モース硬度とか普通ならば一生縁がなさそうな言葉を覚えざるをえなかったり、最近は鉱物的な貝も気になるみたい」とママのげっそり感はまだまだ続きそうです。
海でも川でもありません! 「釣り堀男子」
パパに暇つぶしで連れて行かれた釣り堀の魅力にハマって以来、極寒の冬も灼熱の夏も釣り堀に通い詰める日々を過ごしているC君。そんなに釣りが好きなのかと「海釣りや渓流釣りも提案したけど一蹴されちゃって」とママは嘆きの日々。釣り堀特有の単調な空気感や時間によって釣れる魚の種類などにこだわるということで、市ヶ谷、豊島園、あらかわ遊園など「都内の釣り堀は網羅していて、最近は釣り堀を基点に距離感とか考えちゃうのよ」と子どもだけで行かせるわけにもいかず、ママは防寒・日よけ対策に余念がないということです。ママにとっては「何が楽しいの!?」と思う男子的趣味の日々ですが、いつか母子共通の趣味になることを願うばかりです。
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