止めたいのに止められない義両親の孫差別。どう対応する?
夏の帰省で、義両親の孫差別にショックを受けたというママもいるでしょう。孫が数人いると、どうしても出てしまう孫差別。我が子が差別されるとショックですし、傷付いた子どもをケアしてあげたいと思うものですよね。今後も続くであろう孫差別に、どう対処するかをご紹介します。
相手を変えるのは困難
孫差別にも、「息子の子どもより、娘の子ども」「内孫より外孫、もしくは外孫より内孫」「次男より長男、次女より長女」「男の子より女の子、もしくは女の子より男の子」「大人しい子より元気な子、もしくは元気な子より大人しい子」を可愛がるなど、様々なタイプがあります。そこには、その人の持っている価値観が現れます。
親としては、「言えば変わってくれる」と期待してしまいますが、難しいでしょう。何十年もその価値観や好みで生きてきた彼らが、価値観を変えるというのは難しいもので、ほぼ無理と言えます。
変えようとしても変わってくれなければ、こちらはイライラしてしまいます。価値観はほぼ変わらないものなので、「そういうもの」と捉えておきましょう。
孫差別の原因による対処法
では、義両親の孫差別に対して、どう対処すべきでしょうか。まずは嫁である自分と義両親の間にまだ距離がある場合、義両親との距離を縮めてみましょう。あなたとの距離が縮まれば、孫差別が軽減されることもあります。
そして、孫と接する時間が短いゆえに、義両親が子どもの性格を誤解しているケースも少なくありません。子どもは何でもストレートに口に出しますから、「生意気な子」と思われることもあるでしょう。大人しい子のことを、「可愛げがない子」と思うこともあるでしょう。
誤解を解くためにも、普段の子どものエピソードを話したり、子どもの気持ちを代弁してあげるのも良いでしょう。
中にはあまりに露骨だったり、言い方や差別の仕方が子どもに悪影響なこともあります。この場合は帰省頻度を減らしたり、帰省日数を減らしたりして、義両親との距離をとるようにしましょう。
「ママはあなたが一番好き」と伝えよう
一番大切なのは、差別された子にママが愛情表現をしてあげることです。「他の子には秘密だけれど、ママはあなたが一番好きなんだよ」と2人きりになって伝え、スキンシップをしたり、褒めたりしてみましょう。結局子どもはママが一番大好きですから、ママから愛されていれば自信が保てます。
「家族は社会の縮図」