コレがあると便利! 巨大地震に備えて準備したい意外なモノと活用術3選
のように代用のヒモを作ることが可能です。
このようにラップの活用範囲は非常に幅広く、布テープとともに備えておきたいモノであります。
●(3)飲料水として備蓄しておいた水が意外な用途に使える?
最後に、これは筆者が被災地に送ったというわけではなく、関東地方にお住まいの東日本大震災の被災者の方から聞いたペットボトル飲料水の意外な活用法のお話です。
実際に巨大地震に見舞われたとなれば自分の自宅が倒壊しなかったにしても、ライフラインの復旧までには数日を要することが想定されます。
水道が止まり、水洗トイレがその機能を果たせなくなった自宅で本震後の数日間を過ごす際、困るのはトイレの流す水ですね。
『総務省消防庁』では、目安として1人1日3リットルとして3日分の飲料水の備蓄を推奨しています。これは4人家族で2リットル・ペットボトルが6本入り3ケース分に該当します。
その方によれば、いっそのこと10ケース分の水を常時備蓄しておくと、トイレの流す水にもまず困ることはない ということでした。
スーパーやドラッグストアーで探せば安いのであれば2リットル1本で60~70円台の水が売っていますので、10ケース分といっても全部で税込み4千円台程度の出費です。
ぜひ、消防庁が推奨する量以上の備蓄をおすすめいたします。
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いかがでしたでしょうか。こういったお話は筆者が承知しているものにとどまらず、みなさんからも「こんなモノがこんな役に立つよ」といった情報がありましたらぜひお教えいただければと思います。
わが国で暮らす以上、巨大地震に遭遇するリスクは誰にでもあります。みんなで共有いたしましょう。
【参考リンク】
・災害に対するご家庭での備え~これだけは準備しておこう!~ | 首相官邸ホームページ(http://www.kantei.go.jp/jp/headline/bousai/sonae.html#c2)
●ライター/鈴木かつよし(エッセイスト)
●モデル/福永桃子