私のミスじゃない! 仕事を始めて言われた理不尽な言葉と対処法4選
という言葉をかけて批判するのです。
また、女性に対しては「結婚するまでの腰掛けでしょ?」といった発言をする人も。それを理由に業務について指導しないということもあるようです。
そういった人に遭遇した場合は、その人よりも上の立場の人に相談するか、仕事に関しては別の人に指導してもらう よう切り替えるのが賢明かもしれません。
●(3)「前にも言っただろ」
『仕事でミスをしたのですが、どう考えてもまだ指導されていないことで、教えてもらっていない業務範囲のことでした。しかし上司から「前にも言っただろ。何回言えばいいんだよ」とものすごく高圧的に言われ完全に萎縮。それ以降、通常業務で疑問が生じた際も、不明なことを聞くのが怖くなってしまいました』(20代女性/販売)
こういうときには、よく聞く言葉かもしれませんが、「報告」「連絡」「相談」をとにかく徹底してやることが重要です。
仕事に取りかかる前に、「こういう手順で進めて問題ないですか?」ということを確認しておくと、その後のトラブルを防ぐことができます。
また、教わっているのか教わっていないのかハッキリしない場合もありますよね。
そうならないためには、どんなに細かなことでも逐一メモをとり、聞き逃しがないようにしておくこと が大切です。新人であればメモを取ることに後ろ向きになる必要はありません。
なお、やたらと大声で怒鳴り高圧的な態度を見せる人は、もともと性格が感情的で理不尽な人と、目的をもってそのように演じている人がいます。
まずは相手がどのタイプかを見極め、性格的なものである場合には、話をするのが難しい相手だと諦めて 、適度に距離をとる必要もあるでしょう。
●(4)「言い訳するな」
『絶対に自分のせいじゃないトラブルがあったのですが、新人だからという理由で怒られ、事情を説明して反論したら「言い訳するな」と言われました。理不尽にもほどがある。
説明すら聞いてもらえない』(20代女性/編集)
新人のころは仕事が遅かったりミスが多かったり、迷惑をかけてしまうこともあるでしょう。当然、怒られてしまう回数も多くなるはず。
しかし、中には自分の責任とは全く関係のないことで叱責を受けることもあるかもしれません。そんなときに大切なことは、まず相手の言い分をすべて聞く ということです。
「言い訳するな!」という人に対して少しでも反論しようとすると、その何倍もの反論を受けることもあります。