事前に予測できる? 夕立やゲリラ豪雨に遭遇したときの対処法5選
天気の変化が激しい夏。台風はもちろん、急なにわか雨や夕立、ゲリラ豪雨などに見舞われることもありますよね。
短時間でやむことが多いものの、外出先でずぶ濡れになってしまったり、移動を妨げられたりして困ることも……。
できれば避けたいところですが、うまく対処することで大きな被害を受けずに済むこともあります。
今回は、突然の豪雨に遭遇したときの対処法や、遭遇しないための方法などをご紹介します。
●(1)やむまで待機する
短時間で局地的な大雨をもたらす夕立やゲリラ豪雨ですが、最も遭遇する可能性が高いのが“夏の夕方の時間帯”と言われています。
強風や雷などをともなうこともあるため、慌ててしまうこともありますが、ある程度降ってしまえばすぐにやむことも少なくありません。
ムリに移動しようとして外に出てしまうと、余計に危険な状況に見舞われる ことも。
傘を買っても防ぎきれないことが多く、結局濡れてしまってムダな出費となることもあるため、まずはやむのを待ってみましょう。
●(2)地下から地上へ出る
もし突然の大雨に襲われたとき、そこが地下街などであれば水が侵入してくることが考えられます。
可能であれば地上に出るようにし、できれば丈夫な建物の2階以上 に移動すると安心でしょう。
なお、地上に出ても、道路が浸水したり冠水したりする可能性もあるため、むやみに歩き回るのは避けた方が無難です。
水の流れは想像以上に強い力を持っています。膝下程度の高さであっても足を取られて流されてしまうことも。
油断することなく、しっかりと対処するようにしましょう。
●(3)体温の低下に注意する
ゲリラ豪雨の前兆として言われるのが、黒い雲や冷たい風です。
それまで蒸し暑かったとしても、ゲリラ豪雨の直前には冷たい風が流れ込むことが多いとされています。
強い風と雨で体が濡れてしまい気温も低下すると、濡れた衣類が体温を奪っていき 、体温が低下して体調に異変をきたすこともあるでしょう。
もし服などが濡れてしまった場合には、暖かい部屋へ移動し、可能であればすぐに乾いた衣類へ着替えるようにしてください。
●(4)コンセントを抜く
ゲリラ豪雨では、強い雨はもちろん、落雷をともなうこともあります。落雷が発生すると、“雷サージ”と呼ばれる現象によって、コンセントにつながっている電気機器が故障してしまうことがあるのです。