自分の子よりかわいい!? “おばバカ”になってしまう人の特徴と体験談
でも甥っ子になるとその責任がなくなるので、好きなものはなんでも買ってあげたり、わがまましても泣いても「もーすねちゃってるのね」なんて超余裕をかましちゃって全然怒る気になれない 。
自分の子どもとは全く違う態度で接することができる。だから実親より好かれちゃうわ、自分の子どもはスネるわ……複雑だけどやはりうれしいというのが本音。もちろん自分の子どもにはあとでフォローは入れている』(30代女性/会社員)
『自分の子どもは自分に似た嫌な部分をついつい探してしまい、それが逆に怒りの発火点になってしまう。しかし、姪っ子となるとそれが皆無 。自分とは切り離して、無心の気持ちで接することができるので楽』(20代女性/専業主婦)
要は面倒な部分は実親任せ、かわいい部分は自分の手柄に……というのがおばさんという存在。
子どもというのは面倒なことがほとんどで(ぐずったり寝なかったり病気になったり等々)、その面倒なことが9コマぐらいあるとすれば、かわいい部分は1コマぐらい(まあその1コマだけで十分癒されるのですが)。
ただ、おばさんとなるとその1コマの部分のみ読んでいるだけなので、実親よりも子どものことをかわいいと思えちゃったりもするのです。
まさに“いいとこ取り ”が可能なのがおばさん。
そして自分の子どもだとどうしても将来のことを心配して、口うるさくなってしまいがちですがそれもナシ。
“今この瞬間”がかわいければそれで満たされることができるのです。また自分の子どもだと自分に似ている“アラ”というものが見えてきてしまいますが、甥姪になると“自分と重ね合わせて見てしまう”ということもないため、まっさらな心で子どもと接することができて関係がより円満になります。
一方、実親にとっても自分の子どもを心から愛してくれる存在が増えるのはうれしいこと。自分の兄弟姉妹が子どものことをかわいがってくれている、という事実はただ素直にありがたいので、“おばバカ”はむしろ親バカより害は少ないとは言えましょう。
●ライター/とも(こじらせ美容オタク家)
●モデル/赤松侑里(さゆりちゃん)