知らないと恥かいちゃう!? 新築の“お披露目会”で知っておくべきマナー
また、人前での渡し方には配慮が必要 です。そのため、お祝いはお披露目前に渡すか送るかしておくほうが安心です。
●お呼ばれする側のマナー
新築のお祝いには“火”にまつわるものは厳禁 です。ライターなどはもちろん、間接的に火につながる灰皿やキャンドル、暖房用品なども避けましょう。
また、サイズが大きなものも相手を困らせる可能性があります。また、お披露目とはいえ、勝手に家の中をうろつくのもマナー違反です。
見せてほしい場合には、「案内してもらえないか」とお願いしましょう。さらに、お披露目の場で話題に上りがちなのが、建築関連の費用や材料の話、風水や日当たりなどの方角の話。
これも、招待客から口にするのは失礼になることがあります。
もうひとつ、新築のキレイな家を汚さない工夫として、ペットを連れての参加は避け、子どもの行動にも十分な注意を払いましょう。
●まとめとして
自宅を新しく建てた場合は“新築祝い”ですが、集合住宅の購入やリフォームの場合にも“新居祝い”を行うことがあります。
こちらも準備やマナーはほぼ同じ。海外ではこれらの祝いを「House Warming」と呼びます。
その多くは立食スタイルの気軽なパーティーで、お祝いにお金を包む習慣があまりなく、お酒や食べ物、花や手作りのケーキなどを手に携えてかけつけます。
そのかわりお祝い返しももちろんなし。日本でも友人へのお披露目なら、こんな持ち寄りパーティー的な会もアリかもしれませんね。
【参考文献】
・『今どきの冠婚葬祭「お付き合い上手」のために』ムック
・『高島屋のしきたり事典】高島屋・著
・『おつきあいのマナー、服装、お金の本』岩下宣子・監修
●モデル/ゆみ
●ライター/さとうあきこ